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yumi presents.

yoga & days…

~ Information~




11月11日  

満月明けのマイソールクラス。
今日はみなフルプライマリーをする日。
それぞれの練習時間がいつもより短いため、普段の熱気や混雑ぶりがあまり感じられない。
私はもともと練習休み明けの体調がいいので、今日も呼吸に集中して気持ちよく動けた。
バックベンドは久しぶりにシャラス。
膝を持たされるのかとドキドキしたが大丈夫、今日は無理をしない日なので膝下辺りまで。

昨夜あまり寝てなかったせいか、家に戻ると突然の睡魔に襲われ1時間ほどシャバーサナ…というと聞こえがいいが、なんてことはない、ただの昼寝(朝寝)です(笑)
すっきり気分よく目覚めると、めぐみちゃんからのメールを着信していることに気づく。
どうやら体調を崩して朝の練習を休んだそうだ。
昨日帰り際少しきつそうだったもんな。
旅の疲れが出たのだろうか。
インド生活にまだ慣れないうちに、私があちこち連れ回したからかな。
そんなこんなを考えると心配で落ち着かず。
とりあえず朝風呂&洗濯を済ませ、マミーの朝食をいただく。
今朝はドーサ、しかも私の好きなエッグドーサを焼いてくれた。

エッグドーサはマミー特製だから、お店じゃなかなか食べられない味。
しかも今日は2枚も焼いてくれた。
朝から卵2個はちょっと…と怯んだが、せっかくマミーが焼いてくれたんだもの、残すわけにはいかない(汗)
いつも子どもたちに、卵は1個、2日続けて食べないこと!と口酸っぱく言い続けてる私の立場が危うい。
子どもたちよ、母を許せ(涙)
急いで朝食を食べ、めぐみちゃんに薬を届けにいく。
外から声をかけても返事がない。
寝てるのかな。
エリカもいないし、サトリちゃんを学校に連れていってるのだろうか。
格子窓の隙間から持ってきた薬を忍ばせる。
決して怪しいものじゃありません。
念のため家の裏側に回り部屋の窓越しに声をかけてみると、彼女から弱弱しい返事が返ってきた。
本当にきつそうだ。
今日は一日ゆっくり休んで、と声をかけ、私は最後のチャンティングクラスへと急ぐ。
チャンティングクラスは今日も満員御礼。
ラクシュミー先生のチャンティングクラスにもずいぶん慣れ、大きな声で発声できるようになった。
マイソールに来て初めてチャンティングを経験した私だけど、心を穏やかに落ち着かせてくれるその音の響きやリズムに、すっかり魅せられてしまった。
日本に帰ってもこのまま勉強を続けて、いつの日かスラスラと発声できるようになりたいな。
チャンティングクラスの後一旦家に戻り、ひと息ついたとこで1人散歩に出ようとしたら、同じ福岡(正確には北九州)から来たさとみちゃんとばったり出くわす。
彼女は2週間ほど前からここマイソールに来ていたのだが、彼女も体調を崩しなかなか思うようにいかない日々を過ごしていた。
ここで会ったのも何かの縁かな。
お互い特に予定のなかった午後を一緒に過ごすことにする。
私の部屋で少し話をした後お昼を食べに行くことに。
今日はAnu's cafeのバイキング。

Anu'sではこれまでデザートメニューばかり食べていて、バイキングランチを食べるのは初めて。
野菜中心のヘルシーメニューが食べ放題とあって、お昼どきはたくさんのヨギーで混み合う。
楽しく談笑していたら、ブルガリア人のペタルとさとみちゃんの彼ガブくんがやってくる。
ガブくんは、さとみちゃんより前に知り合いになった日本語ペラペラなカナダ人の男の子。
日本にまだ1年しか住んでないというのに、彼の日本語力は驚くほど素晴らしい。
彼と話す時はつい彼の日本語力に頼り日本語を使ってしまうのだけど、今日はペタルもいることだし、できるだけ英語で。
アンジーがいなくなって、英語を使う頻度がかなり少なくなってしまった。
インドにいる間はできるだけ英語力を鍛えておきたい。
ペタルはブルガリア人だけどボストンに15年住んでるという。
ブルガリアとアシュタンガヨガって意外な組み合わせだなと思ったけど、なるほどアメリカ仕込みなのね、と納得。
しばらく4人で談笑した後、さとみちゃんと2人で次なる目的地へ。
先日訪れたアイスクリーム屋さんです(笑)
今日はピスタチオ。

ピスタチオクリームのアイスにピスタチオナッツが惜しみなくごろごろ入ってる。
想像以上に美味しくて満足。
アイスを堪能していると、アメリカンのサラが友人たちとたくさんの手提げ袋を抱えて店内に入って来た。
よく見るとファブインディアの袋。
私が昨日3度目の来店を果たしたお店(笑)
ヨギー御用達の店の中でもそのクオリティの高さは群を抜く。
ついでに、女子の買い物心をくすぐる危険な店でもある。
サラたちもまんまとその術中にはまったようだ(笑)
アイスの後はBARISTA。
前回と同じ経路です。
帰国前にここBARISTAには絶対寄りたい理由があった。
前回ここに1人でお茶をしにきたとき、店員さんの好意で2ルピー借りていて、それをいつか返したいとずっと気になっていたのだ。
帰国3日前にして借りを返すことができスッキリ。
今日はカフェモカlargeサイズを注文。

インドにしては高めだけど、それでもスタバ価格の2分の1以下。
外のソファ席に座りいろいろな話をする。
2人で話をするのは今日が初めてだというのに、昼からずっといろいろな話をし続け、話しても話しても話題が尽きない。
福岡で会わずしてここインドで心通う相手と出会う。
縁とは不思議なものです。
アジアンビューティーという言葉がピッタリなさとみちゃん。

帰り道、容態がどうなのか心配で、もう一度めぐみちゃんの家に立ち寄ってみる。
呼びかけてみると、朝よりも元気なめぐみちゃんの声が返ってきた。
よかった。
健気にも見せてくれた姿は少しやつれた様子。
ー だいぶよくなったから明日は練習に行くよ、とめぐみちゃん。
いやいや、まだ大事にしててよ、先は長いよ。
ー 明日は遊べるから。
私のことなら心配しなくていいのに(涙)
ここにも心通わす素敵な女性との繋がりがある。
みんなの優しさや温かさがダイレクトに伝わってくるインドでの日々です。

家に帰るとマミーと目が合う。
ランチにアイスにコーヒーと、食べ続けた今日こそ夕飯は食べなくてもよかったんだけど、あと少しでマミーの料理も食べれなくなると思うとつい欲張り心が働く。
少しだけお願いします(笑)
ライスとカレーをちょっとだけ食べれればそれで満足だったのに、わざわざ私1人のためにチャパティを焼いてくれたマミー。
ありがとう。

食事をしながらジョティと話をする。
彼女とこんなにゆっくり会話をするのは初めてだ。
彼女に初めて会ったとき、私はジョティの英語が全くわからずコミュニケーションが全然取れなかった。
インド人の英語はほんとに癖があって、しかも早いテンポで話されると余計混乱する。
一ヶ月経った今ようやく耳が慣れてきたのか、その癖のある言葉もずいぶんと理解できるようになった。
ヒアリングの大切さを実感するばかり。
ジョティから、
Yumiの年はいくつなの?
と聞かれ、当ててみて、と返すと
25才、という嬉しすぎる答えが返ってきた(喜)
家族友だちから石を投げられそうなので、調子に乗らない程度に喜ぶ。
本当の年を伝えると、
日本人は若すぎる!特にあなたは。
やっぱりヨガの力ね。
と、ヨガの力に今更ながら感服している様子で、
サラスワティがいい例よ。
あれで70才だなんて信じられないでしょ!?
と、マミーとジョティは目を丸くして驚いてた。
私からすると、ジョティが自分より若いというのにかなり驚いてしまったのだが、このことはその場では伏せておいた(笑)
Yumiはまた来年も来るでしょ?
と聞かれ、即答できずにいると
待ってるわよ!
と笑顔で言われたので、なんとなく頷いてしまった。
いつかまたね…。
ジョティこそみんなで日本に来てよ、と言うと、
店があるからなかなか長期の旅行が難しいのよ。
いつか機会があれば行きたいけど。
とジョティ。
そうか、自分の店を営むジョティ一家にとって、店を長い間クローズするというのは難しい問題なのだな。
食事を終えて部屋に戻ろうとすると、新しい同居人と出くわす。
アジェイというインド人でデリーからやってきたのだという。
わざわざあの高いお金を払って、シャラスのクラスを受けにくるインド人もいるんだな。
お互いの自己紹介をしながら、アジェイの明朗活発な性格のおかげで、すんなりと打ち解けることができた。
せっかく仲良くなれたのに、あと2日でここを発たなきゃいけないなんて残念。

日々、世界中の何処かしらかの国の人と繋がっていくここマイソール。
ここで生活すればあっという間に国際感覚が養われるに違いない。
たった一ヶ月で、見知らぬ人々との英語のやりとりを積極的に行う自分がいる。
お母さん、せっかく行くんだから成長して帰ってきてね。
上から目線の子どもたちの言葉に、少しでも報いることができてるだろうか。
私の成長は子どもたちの目にどのように映るのか…。
あともう少しで訪れる彼らとの再会が楽しみだ。

つづく。

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11月10日  

満月の今日は穏やかな朝。
練習は休みでもやはりいつもの時間に目が覚める。
うつらうつらしながら7時頃までベッドの中。
シャワーと洗濯をのんびり済ませながら、朝日を気持ちよく浴びる。
8時過ぎ、めぐみちゃんと待ち合わせてAnokhi gardenへ。
朝が早いヨギーたちでテラス席はいっぱい。
室内席に行くとラッキーにも貸切状態だった。

昨日フレアが頼んでいたサラダを注文するも、サイズを間違え量が足りず(涙)
パンケーキを追加注文。

めぐみちゃんもチョコバナナクレープを追加注文。

甘党女子には答えられない朝食です(笑)
お互い半分づつ分け合い見事完食(笑)

Anokhiで偶然出会ったホー、実は彼女は今日マイソールを発つという。
ハグやらキスやら、ブラジル人らしい情熱的な別れをたっぷりとしてくれる。
こういうストレートな感情表現羨ましいな。
ま、私には無理だけど(笑)
こうして最初からいた人々が次々と去り、ニューフェイスが次々とやってくる。
私も間もなく前者の仲間入り。

昼前、めぐみちゃん宅にブラジル人のエリカとサトリちゃんが到着。
同じブラジル人でもホーとは雰囲気が全く違うエリカ。
旦那さんが日本人だからか、なんとなく日本人に近い感じがして親近感が湧く。
1ヶ月後にパパが合流する予定の2人は、今日から2ヶ月ここマイソールでの生活が始まる。
エリカはいち早くサトリちゃんのプレスクールの手続きを済ませた様子。
マイソール2度めの彼女にとって、ここは未開の土地ではなく懐かしのふるさとのようだった。
サトリちゃんは人見知りしない明るい性格。
ブラジル人のママと日本人のパパを持つハーフの彼女は、ポルトガル語と日本語を器用に操るけど逆に英語はまだあまり理解できないらしく、これから勉強していくとのこと。
いつか3ヶ国語を操るバイリンガルになるんだろうなー。

サトリちゃんがココナッツウォーターを飲みたいと言うので、ココナッツスタンドに連れて行く。
めっちゃ真剣に飲んでます(笑)


近寄る犬を警戒しながらもココナッツウォーターを飲み続けます(笑)

エリカは着いた早々スーパーに行きたいというので、私も一緒に着いていく。
女はなぜこう毎日買い物しても飽きないんだろう(笑)
昨日行ったスーパーよりもさらに大きいeasy dayというスーパー。
ここも荷物を預けるシステムで、厳重な警備が敷かれていた。
ウォルマート系列かな?
ロゴや商品が類似している感じ。
ここはインドではなくアメリカンテイスト満載の品揃えだった。
でも価格はインドプライス。
バスマットやキッチン用品などはローコストハイパフォーマンスで、喉から手が出るほど欲しかったけど、帰りの荷物の恐ろしさを考えて泣く泣く諦めた。
エリカはさすがマイソール生活2度めとあって商品選びは慣れたもの。
生活必需品を次々と選んではカートの中にどんどん入れていく。
いつの間にかカートが山盛り状態になり、それ持って帰れるの?と不安になるほどの莫大な量をお買い上げ。
2ヶ月も住むんだもんね、やはり生活の基盤をしっかり作るんだな…とちょっぴり羨ましい私。
一旦家に戻り荷物を置き、もう14時になろうとする時計を見てお腹が空いていることに気づいた私たちは、ランチをしにグリーンリーフを目指す。
3人ともおおよその地図しか頭に入っていなかったが、だいたいあの辺だろうとうる覚え状態で店へと歩いた。
…で、やっぱり迷った(笑)
途中で繰り返し道を尋ねながらようやくたどり着いたグリーンリーフ。
空腹と疲労とで、店の看板を見つけた時はまるで楽園にたどり着いたかのような嬉しさだった。
グリーンリーフに来たのは2回目。
マイソールに着いたばかりの初日にここに連れてきてもらい、昼過ぎにも関わらず相方がドーサを作ってくれるよう従業員に交渉し(ドーサは朝食用)初めてドーサを食べた記憶が蘇ってきた。
まだ一ヶ月も経っていないのに、もっとずっと前の出来事だったかのように感じる。
昼を大きく過ぎているというのに店内は地元の人で満席。
さすが人気店。
私はめぐみちゃんとシェアする形で、マンチュリアン、パニール、チャパティ、ベジライスを注文。

辛いけど美味しい!
ここ2~3日お腹の調子がよくなかったのでスパイシーなインド料理は避けていたんだけど、久々の刺激に幸せを感じるなんて、私の身体相当インド化してるな(汗)
めぐみちゃんオススメの初マンチュリアン。

カリフラワーを揚げて中華な味つけしたもの。
インドには中華料理がインド化したものがたくさんあるらしく、これもそのひとつ。
スパイスが効いてて病みつきになる味。
エリカとサトリちゃんはターリーをシェア。

サトリちゃんはラッシーに夢中(笑)
食後のスイカジュース。

ヤミー!
私はもともとそんなにスイカ好きじゃないんだけど、このスイカジュースはLOVE。
スイカってジュースになるとこんなに甘くなるんだろうか?
それともインドのスイカが特別甘いのかな?
お腹も満たされたとこで、エリカのレジストのためリキシャに乗って家まで。
レジストに向かおうとするとまたまた偶然クランティに遭遇。
何かと縁があります(笑)
今からレジストに行くんだというと、、今日ムーンデイだからレジストもしてないんじゃないかという意見。
練習はもちろんお休みだったけど、まさか事務関係までクローズになるなんて?
半信半疑でシャラまで向かっていたら、バイクで去ったはずのクランティが再び戻ってきた。
やっぱりレジストはやってなかったよ。
わざわざバイクを飛ばして見に行ってくれたのだ。
なんて優しい人なんだ!と感動。
仕方なく、明日に予定していたファブインディアへ買い物に行く。
そう、また買い物です(笑)
私は最後のお土産選びのつもりで、自分のものは買わないと決めていた。
…けど、見ると欲しくなるんだよね~(汗)
3人で試着を繰り返す。
その間サトリちゃんは楽しくお話したりダンスしたり。
ホントに手のかからないキュートガールです。

午後をフル回転で動き回った今日、暗くなってようやく家に戻る。
グリーンリーフでたんまり食べたおかげでお腹はさほど空いてなかった。
夕飯はいいや、と部屋でぽりぽりチョコレートをかじってたらドアをノックする音が。
部屋から出てみると、マミーが“降りておいで”と下から手招きしてる。
下に行くと、
お腹空いてない?
ご飯少しでも食べていいんだよ。
とマミー。
ご飯は食べたいときにいつでも食べていいんだよ。
少ししか食べないときは少しのお金でいいから、遠慮しないで食べにおいで。
…。
もうね、感激で泣きそうになった。
相方もアンジーもいなくなった今、私のことを気遣ってそう言ってくれたんだろう。
この家族はホントに温かい。
最初はみんなとうまくやっていけるかどうか心配だったんだけど、家族のキャラクターや生活パターンがわかってくるに連れ、どんどん親近感が湧いてきた。
ここにはたくさんの家族がともに生活している。
ジョティとパパさん、ジョティのママであるマミーとマミーの旦那さん、ジョティの息子さん、娘さん、そしていとこが2人ほど。
みな朝が遅く夜も遅い。
声が大きくて夜遅くまで大きな声で話してる。
たまに喧嘩してるのかな?と心配になるくらいの荒い声が聞こえてくるが、喧嘩ではないらしい。
とにかくみんなでよく話す家族だ。
朝ごはんではよくパパさんと一緒になった。
10時になっても働かないなんてレイジーだろ?なんて笑って言ってたけど、その分夜遅くまで働いてる。
ご飯はほとんどマミーが1人で作る。
ご飯を作るか寝てるか。
ほぼ一日中家にいる。
ジョティはご飯は作らない代わりに買い物に行ってるのかな?
よくわからないけど彼女もよく昼寝してる。
女性は家のことだけに専念すればよくて、料理と昼寝がメイン。
裕福な家の女性がふくよかな理由を目で理解。
家族は私たち同居人のプライバシーをきちんと守ってくれるし、多くを言わないけれど、優しい態度や表情から温かな気持ちが伝わってくる。
マミーからありがたい言葉をもらって、お腹はあまり空いていなかったけど少しだけご飯をいただくことに。
サンバールとイドゥリー

これにオクラのマサラ炒め、ライス、パパールも出てきた。
食べ過ぎないようにしてたけど、美味しくて嬉しくて、つい食べ過ぎた。

私はホントに恵まれてる。
1人を覚悟のインド生活において、最初は相方が手に余るほど深くて広い世界へと導いてくれ、そしてアンジーがそれを受け継ぐように更に新しい世界を見せてくれた。
彼女と入れ替わるように現れためぐみちゃんも頼りになる存在で、彼女の知恵と優しさに何かと助けられている今現在。
彼らの周りに付随するように、さまざまな国の友だちや顔見知りが増え、もちろん共に生活する家族の存在も大きく、ここまで大きな不安や困難にぶつかることなく、間もなく1ヶ月のインド生活を終えようとしている。
申し訳ないけど、最初はさほど期待していなかったインド行き。
今では来てよかったと、感謝の気持ちでいっぱいだ。
そしてその気持ちは次へと繋がっていきそうな予感。
あ、だめだめ、先のことはあまり考えないようにしよう。
とりあえず気持ちを少しづつ日本に向けていかないと。
待ってくれている人たちがいるのはなんともありがたいことだ。
やるべきことを少しづつ整理しながら本来の日常へ戻ろう。

外には大きな月。
インドで見る初めての満月は穏やかなたまご色で、柔らかくふんわりと夜の海を漂っていた。

つづく。

category: india2011

11月9日  

お腹がごろごろして目が覚めた。
表面上は元気になったような気がしてたけど、身体の中はまだ完全回復という感じではなさそうだ。

マイソールクラス。
今日は1番後ろにマットを敷く。
ここも後ろを気にせずジャンプバックやチャクラーサナができるから好き。
相変わらずお腹はごろごろいってたけど、練習に集中していたらいつの間にか気にならなくなっていた。
昨日に比べて身体の伸びが全く違う。
動いても動いてもきつくないし、カポタもふくらはぎを掴めるし、スプタバジュラも手が離れない。
身体の調子でこうも違うんだな。
体調管理の大切さを改めて思い知らされた感じ。
今日はバッカーサナに初トライ。
久々にやった割には意外とうまくいった。
バックベンドはいつもの男性アシスタント。
膝裏辺りを持たされるがなんとか1人でキープ。
起き上がってきたら、
Are you Japanese?
と聞かれたので頷くと
トッテモジョウズネ
ステキナレンシュウ
と、日本語で返してくれた。
こんなふうにふとしたタイミングで褒められると、なんて嬉しいんだろう。
しかも、わざわざ日本語を使ってくれるという気遣い。
別に褒めてもらうためにやってるのではないけど、普段の地道な練習が他の人に認められるというのは、やはり素直に嬉しいことだ。
褒められたり認められたりすることで、自分自身の存在価値が高まるし、それに対する努力も報われる気がする。
ありがとう、と答えたついでに名前を聞く。
アライアン。
アライアン?と確認のため聞き返し、
Thank you everyday.
とお礼をいった。

家に戻るとアンジーが出立の荷造りに精を出していた。
アンジーは今日の夜マイソールを発ってニュージーランドに帰る。
お互い用事を済ませてから10時前にカフェで待ち合わせしよう。
そう言われて、私も朝の日課であるお風呂と洗濯に取りかかる。

10時Anokhi Garden到着。

ベッカとサシャがすでに到着して先に朝食を取っていた。
私も早速注文。
たくさんのナッツとドライフルーツいりのお粥。

熱々で優しい味。美味しい♪
しばらく談笑しながらアンジーを待つがなかなか来ない。
次にやって来たのはフレア。
彼女が注文したのも何やら美味しそう。
今度はこれ注文しよう。

お腹壊してるくせに食欲だけは衰えません(笑)
サシャは用事があったらしく、アンジーがくる前に帰ってしまった。
やっとアンジーが到着するも、彼女は今日一日とても忙しいみたいでカフェでもジュースを飲むだけ、わずかな時間でみんなとの別れを惜しんだ。
アンジー、フレア、ベッカ、みんな大好き。


朝食もそこそこに、アンジーと私は急いでチャンティングクラスに向かう。
アンジーにとって最後のチャンティングクラス。
感慨深げに参加する彼女に寄り添い、私もいつになく神妙な気持ちになる。
クラスの後、一旦アンジーと別れめぐみちゃんとクリシュナテイラーへ。
今回めぐみちゃんとインドで一緒に過ごすようになって、お互いの好きなものがとても似てることに気づき驚く。
洋服や雑貨、食べ物の好みがすごく似てるから、一緒に行動していて楽だしなにより楽しい。
クリシュナテイラーでもバックを作ってもらおうということになったんだけど、色形や刺繍など2人の目が行くところがほぼ同じポイント。
まるでお揃いかのようなバックを注文しました(笑)
その後ランチをしにVivian's Cafeへ。
ビビアンは普段ランチをしないのだけど、月水金の午後だけ予約制で台湾料理のバイキングをしている。
お店につくとたくさんのヨギーで賑わっていた。





ビビアンの料理は野菜中心の家庭的な味。
筑前煮に似た料理や日常私たちが作るほっとする味つけが妙に懐かしく、もちろん美味しいから自然と箸が進む。
そうこうしていたら、昨日に引き続きクランティと遭遇。
彼もこのランチを予約していたみたいで。
なぜか3人でランチ(笑)

クランティとは初対面なのに、彼はとても話し上手で会話が弾む。
特別日本語が堪能というわけではないけど、わかりやすい英語と日本語を交えながらユーモア溢れるトークを展開。
この雑談で彼に対する印象がガラッと変わった。
人は見た目で判断するもんじゃないね(笑)
会話が弾んで、気がついたら2時間もそこで話しこんでいた。

クランティと別れめぐみちゃんとスーパーマーケットへ買い出し。
インドの高級スーパーや本屋は、店内に入る前にお財布だけ持って、残りの荷物は警備員に預けて中に入らなければならない。
それだけ万引きが多いってことかな。
入り口と出口も別れてて、出る際はレシートのチェックを受ける。
明日はどうなるかわからないその日暮しの人や、人にお金や物を乞いながら生きている人たちのすぐ側に、先進国並の煌びやかな生活と厳重な警備が存在する。
今だ階級制度が根強く残るインドの差別意識は、貧富の溝をなかなか埋めてはくれない。

夜は部屋でゆっくり過ごす。
アンジー出立の時間が刻一刻と迫るなか、ざわつく心を抑えようと本を読んだり音楽を聴いたりするが、大した効果なし。
彼女が最後の荷を詰める姿をぼんやりと見つめる。
彼女がいなくなるという実感がないままいよいよ出発の時間。
たくさんのハグとまた会えるという言葉をしっかりと受け取り、彼女を笑顔で見送った。
タクシーが走り去った後、
次はあなたの番ね。日曜日の同じ時間よ。
と、ジョティ。
アンジーがいなくなったさみしさと、自分も間もなくこの楽園のような日々と別れなくてはならない切なさと、その両方に押しつぶされそうになりながら、眠れぬ夜に必死に目を閉じる。

つづく。

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11月8日  

昨晩あまり寝てないため身体が熱く重たい。
腹痛は収まったものの完全復調という感じでもなく、朝の練習に行くべきか行かざるべきか、しばらくベッド上で身をくねりながらもんもんと葛藤する。
とりあえず身支度してみるか…と身を起こし、歯磨きなんかしていたらすっかり目が覚めて練習できそうな気分になってきたので、そのままの勢いで練習へ向かう。
スタンディングでは自分の体調を探る様に、呼吸をできるだけゆっくりしながら行う。
ちょっと背中が硬いかな。
内臓が腫れてるときは背中が硬くなるから、無理せずほぐすような感覚で動いていく。
今日は頑張りすぎない練習をしようと決めていたので、シッティングに入ってからのジャンプバックジャンプスルーはアップしたりしなかったり。
それでもポーズが進んでいくとだんだんきつくなってきて、ため息をつきながらいつ止めようかとそのことばかり考えるようになる。
結局ゆっくり時間をかけながらフルプライマリーを終了、インターミディエイトに進むかどうか迷ったが、もういいややっちゃえ~となぜか進んでしまった。
インターミディエイトをやると身体の不調をてき面に感じる。
まず背中が硬いから後屈が浅い。
カポタはここ最近ずっとふくらはぎを掴めてたのに、今日は踵を掴むのがやっと。
腕もまっすぐに伸びない。
スプタバジュラーサナは手は離れないけど、起き上がるときにちょっと気持ち悪くなったり。
あ~、バックベンド嫌だな~。
1人の練習ならいつだって好きなところで止められるのに、先生がいるクラス、とくにここマイソールではそれが憚られる。
これがシャラスの言う肉体や精神を強くする練習に繋がるのかな。
そんなこんなを考えながらバックベンドのアジャストを待っていたら、前方からシャラスが
Yumi、バッカーサナ!
と突然の言葉。
え?今?このタイミングでバッカーサナに進むの?
びっくりしてバッカーサナの体制に入ろうとしたら、
No no、今日じゃなくて明日から。
今日は火曜日だろう?
と言われた。
そうか、インドでは火曜日には新しいことをしないという風習があるんだったな。
にしても、こんな体調悪い日にポーズが進むなんて不思議なもんだ。
というか、最初からかなり進みすぎた感があったから、これ以上ポーズは進まないだろうと自分の中で勝手にそう思ってた。
にしてもありがたいことです。
明日はしっかり頑張ろう。
バックベンドのアジャストにはいつもの男性アシスタントが来てくれてた。
恐る恐る踵を持ち、そこからふくらはぎへ。
とりあえず1人で立つ。
背中がパキパキいってたけどそこまで不快感はなく、思い切ってやってよかったかも。

練習後は家に戻り、再びシャバーサナを1時間近くする。
いつもなら15~20分くらいで目が覚めるのに、今日はいつまでも目をつぶっていられた。
やはり昨夜の睡眠不足がきてるな。
寝てばかりもいられないのでよいしょと起き上がり、いつもより遅めのシャワー&洗濯。
最近は天気がいい日が続いてるせいか、はたまたシャワーの時間が遅かったせいか、久しぶりに温かなお湯が出た。
ありがたい。
温かなお湯を浴びたおかげで体調も随分回復してきた。
朝ごはんはめぐみちゃんとVivian's Cafeへ。
マイソールを発つ前にこれだけはどうしても制覇しておきたかったチベタンブラウンブレッドを注文。

かなりハードな生地。
噛みごたえがあって全粒粉の味わい深い美味しさが口の中に広がる。
…と、ここでクランティに遭遇。
見た目に反するやけに丁寧な日本語を英語と混ぜながら話す彼。
とても腰が低い感じがして驚いた。
イメージとは違うな(笑)

ゆっくりめの朝食をとった後は一度解散、お互い家でくつろぐことに。
昼すぎに所用で出かけていたアンジーが帰宅。
今日も午後から、買うべき物を探す、彼女との最後の買い物に出かける予定だった。
アンジーは明日マイソールを発つ。
別れの時が刻一刻と迫りとても切ない。
めぐみちゃんも一緒にデバラジマーケットへ。

ショール、かごバッグ、お弁当箱、鍋…目的のものを次々にゲット。
だけど1番欲しい本がなかなか見つからない。
本屋を6~7軒回っただろうか。
マイソールで1番大きな本屋にもなく、ヨガ関連の本をたくさん扱う本屋にもなく、とにかくここまでかなり歩き回ったからみなもうくたくた状態。
最後に訪れた本屋さんはとても小さくて、どこにも置いてないその本をまさか取り扱ってるとは思えなかった。
でも、私たちが探す本のタイトルを聞いた店主のおじいさんが、倉庫に在庫があるかわざわざ電話で確認してくれ、ようやくそこで在庫が見つかるという奇跡的展開が待っていた(涙)
神さまがいるのだとしたら、ここではヒンドゥーのたくさんの神さまに感謝しなければいけないな。
ありがとうございます。
今日は朝からありがたいことばかりだ。

お腹が空いたので帰りにCAFFE PASCCUCIに寄る。
一ヶ月ぶりに食べるサラダ。


ベジピザ。

実はこのお店でもクランティに遭遇。
お茶目な彼の一面を見てまたまたイメージが覆される。
さすがイタリアン、面白いな~(笑)
出会う人には一日に何度も出会う。
マイソールでは特にその要素を強く感じるし、これも何かの縁かな?と思わずにいられない。

街からゴクラムに戻る時、声をかけたリキシャに初めて値段交渉をしてうまく値を下げることに成功。
道がわからなくなってお店の人に尋ね、場所を突き止めることに成功。
街を歩きながら様々なことに驚かなくなった。
手当たり次第の写真の数が減った(笑)
頭の中にゴクラムとその近郊の地図が出来上がってきた。
…今まで人任せにしていたここでの暮らしが、次第に自分の力で進んでいけるようになってきた。
いよいよ帰る…という今このときにようやく、ここで生活する自分に自信がもてるようになった気がする。
帰るのがちょっぴり惜しいな。

つづく。

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11月7日  

朝晩の冷え込みがずいぶんと和らいできた。
早朝の暗闇に美しく輝くオリオン座。
ここインドでもオリオン座が見えるんだな。
地球上のどこにいても太陽と月と星は私たちを平等に照らし、私たちは一生命体の星に生きる平等な生き物なのだ。
平等という言葉とは無縁のインドでそう感じることの不思議さ。
マイソールクラスの今日は身体の伸びがすこぶるよし。
そんなときはあっという間にフルプライマリーが終わり、気がつくとスプタバジュラーサナ。
準備して待っているとシャラスがアジャストに来てくれた。
足に軽く体重を乗せる感じで手は掴まなかった。
体調がいいせいか足を掴んだ手は離れず、最後まで持ちこたえる。
あ、昨日のインターミディエイトレッドで気づいたんだけど、このスプタバジュラーサナ、最初の5呼吸のあと、4回アップダウンを繰り返し5回目で再び頭をつけて5呼吸。
今まで私たちはトータルで5回頭をつけるやり方で練習をしてたんだけど、また変わったみたいです(笑)
ご報告まで。
バックベンドはいつもの男性アシスタント。
毎日アジャストをしてもらうとお互い親近感や信頼関係ができてきて、少しづつ笑顔で会話もするようになってきた。
今度名前聞いてみよう。
膝を持たされるのかなーとドキドキしてたけど、今日はふくらはぎまで。
ほっとする(笑)

今日もアンジーは練習に行ってないようだったので、ココナッツウォーターをおみやげに買って帰る。
彼女の部屋をノックし中に入ると、ずいぶん顔色がよくなり笑顔で出迎えてくれる彼女がいた。
今日は朝ごはん外に食べにいけるよ。
I'm so hungry!!
元気なアンジーが戻ってよかった。
近くのSANTOSHA CAFEまでゆっくり歩いて行く。
偶然ベッカもやってきて3人での朝食。
私は念願のパンケーキを注文。


ベッカの注文したフルーツグラノラも美味しそう。




朝食の後、アンジーが仕立て屋に行くというので興味深々ついていく。

先日買った布地ですでに仕立て屋にオーダーしていたらしく、出来上がった服を受け取りに行くのだという。
いつの間に?と毎回驚かされるほど、アンジーの行動はすばやい。
時間を無駄にしない彼女の性格を尊敬。
出来上がった服はどれも素晴らしい出来で、彼女のイメージ通りだった。
あー、私もオーダーしとけばよかったー、と羨ましい限り。
その後チャンティングクラスへ向かう。
たくさんの人で溢れかえるシャラ。
以前はガラガラだったのに…と、この一ヶ月で確実に人が増えてるのをまざまざと感じる。
入り口付近に座っていたら、遅れて入ってくる人の中にめぐみちゃん発見!
彼女がいつマイソールにやってくるのか確かな日にちも知らなかったし、お互い連絡先も交換してないし、もしかしたら会えずじまい?なんて不安に思ったときもあったんだけど。
会うべき人とはちゃんと会えるように繋がってます。
彼女は昨日ゴクラムに来たばかりで、今日から練習を開始したばかりだと言う。
チャンティングクラスの後にアンジーとショッピング計画をしていたので、彼女も誘って一緒に買い物することに。
買い物に行く途中、シャラの近くに新しいお店がオープンしていて、そこで開店祈願のようなものが執り行われていたのでしばし見学。
見学だけのつもりが周りの人たちに推されて参加することになり、ここでも献金(笑)やっぱりね。


代わりにバナナと甘いあま~いお菓子をいただきました。


この日はまだアンジーが本調子ではなかったので、たくさんのお店を回るのではなく幾つかに絞ってそこで真剣に商品選び。
私もインド滞在残り一週間を切ったので、そろそろみんなのおみやげを買わなきゃと焦り始めたわけで(笑)
買い物の後は遅めのお昼ごはん。
初Tina's cafe


あり得ないごはんの量にのけぞる(笑)


食べても食べても減らない(汗)

お腹も満たされ一度家に戻って休憩。
夕方行われるサンスクリット語のクラスに参加したかったが、このクラスは一ヶ月単位で行われているらしく、途中参加はついて行くのが難しいから来週から来てね、とラクシュミー先生。
私、来週はいません(涙)
仕方なくめぐみちゃんと町を散策。
彼女の住んでる家を見せてもらったり、マッサージの予約をしに行ったり、なんだかんだしてるとAnu's Cafeのオープン時間になったので早速お茶しに。
お腹いっぱいだったけどスムージーなら食べれるかな…とバナナスムージーwithカシューナッツを注文。

2時間あまりお喋りをしてこの日は解散。
久しぶりに日本語でたくさん話したから、いろいろな思いが溢れ出た感じ。

帰宅後、急に気持ち悪くなり吐き気を催す。
なんなんだ、このムカムカは!?
と思っていたら次はお腹が痛くなりベッドで痛みと格闘。
身体も熱く、もしかしたら発熱していたのかもしれないけど、その夜は気持ち悪さと腹痛でほとんど眠れず。
インドに来てこれまで、全くといっていいほど体調を崩すことなくうまくやってこれたのに、インド生活も残り僅かとなった今になってこんなことになるなんて。
しかもその原因がスパイシーなインド料理ではなく、身体に優しいはずのスムージーだなんて。
結局バナナも陰性、スムージー自体も冷たく身体を冷やす、ということでダイレクトに我が身を直撃したようです。
冷えは大敵とわかっていたのに、インドの暑さにちょっと油断してました(涙)
さて翌日の練習はどうしたものか…。

つづく。

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