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『セイジ 陸の魚』  

俳優の伊勢谷友介が8年ぶりにメガホンを握った監督第2作。

太宰治賞受賞作家・辻内智貴のベストセラー小説をもとに
不器用な若者たちの絶望と再生を透明感あふれる映像で描いた衝撃の人間ドラマ。

『セイジ 陸の魚』


まだバブルの熱気が残っていた時代…
学生最後の夏休みを迎えた主人公が 1人旅の末に出会った謎めいた男との交流をきっかけに
そこで起きる事件や苦い現実 人が人を癒すことの難しさを描く。



人が生きるとは何か。
人が人を救うとは何か。

人間の業と運命の理不尽さ。
現実と理想の狭間での苦悩と葛藤。

深遠なテーマを秘めたドラマは特に多くを語るでもなく
時の流れゆくままに淡々と進み 壮絶なクライマックスへとつづいていく。

明確な答えのないまま迎えたエンディング…
不思議な余韻だけが静かにそこに残る。


複雑な時系列や説明不足で理解しづらい部分も多々あったけど
そういったものすべてをカバーしてしまうくらい こだわりの感じられる映像美は魅力的。

随所に見られる絵画的な構図や光の明暗が 透き通るような画面を作り出していて
それがなおさらテーマの重たさを際立たせているような感じ。

映像美だけでなく 音楽のセンスも素晴らしい。

キャストもしかり。
どこにも「無駄」や「違和感」が見当たらない感嘆の配役と演技力。


かなり「哲学的な」作品で 決して「楽しめる」作品ではないけれど「観ておくべき」映画だと思う。

原作も読んでみたくなりました。

category: movie

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