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『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』  

最近観たい映画が目白押しで映画づく日々。
ようやく本来のライフスタイルに戻ってきました。


『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』


「9.11文学の金字塔」と評された
ジョナサン・サフラン・フォアのベストセラー小説の映画化。

2001年9月11日世界貿易センターへのテロ攻撃で大好きな父親を失った少年オスカー。
人並み以上に多くを怖がる彼に 
"調査探検ゲーム"で少しずつ恐怖を乗り越えることを教えたのが亡き父だった。
父の死を受け入れられないまま1年が過ぎた頃
オスカーはクローゼットから「ブラック」と書かれた封筒に入った鍵を発見。
鍵穴を探し当てれば父からのメッセージを受け取れると信じ
ニューヨーク中に400人以上いる「ブラック」を訪ねる旅を開始する。



物語はオスカーの内面を如実に描きながら
彼の視点を中心に展開していく。

鋭敏な感覚の持ち主オスカーが 外界と接するときはどんな感覚なのか
「あの日」のことをどういうふうに思い出しているのか。

不安・後悔・自己嫌悪・うれしい・怖い・痛い…
すべての感情が スクリーンから狂おしいほどにあふれ出てくる。

これは9.11を取り扱った作品だけど 事件そのものをテーマとしてはいない。

突然愛する人を失った悲しみと痛みに向き合い
克服しようとする人々の姿を優しい眼差しで見つめた作品である。

あのときこうすれば。
ああもできたかもしれない。

残された者は無数の後悔を抱きながら それでも生きてゆかなければならない。

そして 本当に有り難いことに
人は どんな悲しみも時間が少しずつ癒してくれる可能性があることを 
後で振り返って知るのだけど
どんなふうに心が動き・傷つき・癒され・喪失が希望へ近づいていくことができるのかを
今作はいくつもの視覚的な工夫と共に 私たちに伝えてくれる。


ピュアな存在感を放つオスカー役のトーマス・ホーンくん。
今回が映画初出演だなんてまさか…信じられない。

喪失感と苦悩を乗り越えようとする主人公の純粋さ・脆さ・内に秘めた強さを
これほどまで見事に表現するさまは 
他の大スターたちに負けずとも劣らない いやもしかしたらそれ以上かもしれないくらい
ほんとに素晴らしいものでした。

category: movie

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