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『ドラゴンタトゥーの女』  

全世界で6500万部を売り上げたベストセラー小説を
鬼才デヴィッド・フィンチャーが映像化した注目作。

『ドラゴンタトゥーの女』


映画の原作は2005年に刊行されたスウェーデン人ジャーナリスト スティーグ・ラーソンによるミステリー小説「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」。

40年前の少女失踪事件の調査を依頼された社会派ジャーナリストのミカエルが
背中に龍の入れ墨を入れたアウトロー天才ハッカー・リスベットと奇妙な協力関係を築き
次第に明らかとなる巨大財閥一族の忌まわしき秘密に迫るさまを
ハードなバイオレンス描写を織り交ぜスリリングに描き出す。



さすがミュージックビデオも多く手掛ける監督だけあって
幕開けは素晴らしく洗練されたオープニングクレジット。

レッド・ツェッペリンの楽曲に乗せて フェティシズムに満ちた邪悪な世界が展開する。

強烈なタイトル・シークエンスで観客を物語世界に引き込むのはこれで充分。

いきなりの衝撃に鳥肌…
一気に心を鷲掴みにされる。


フィンチャー監督のダークでスタイリッシュな作風は
手に汗握るサイコスリラーとの相性が抜群にいい。

開始早々 画面から漂ってくるあの寒々とした雰囲気は
奇怪な連続殺人事件を追う『セブン』の世界観さながらだ。

これから起ころうとする不穏な空気を存分に醸し出し
早くも心臓がバクバクと音を立てる。

ただ ミカエルとリスベットの話が交互に展開する前半部は 登場人物が多く 
状況を把握するにはその登場人物の相関関係を理解していないと難しい。

展開も早いので 
原作本未読・原作映画未観の私の場合 ついていくのに必死といったところ。

中盤以降から徐々にその関係性がつかめてきて ようやく話の軌道に乗れたのだが
理解できればすべてがきれいに繋がっていることがわかる。

原作を観ていない私みたいな人は2度観することをお勧めします。

尺も150分以上と長めでありながら最後まで飽きずに観れたのは
フィンチャー監督の演出の巧さと主役の2人の魅力に因るところが大きいと思う。

特にリスベットを演じたルーニーの素晴らしさといったら。

最高にクール。
女性である私が見てもほれぼれするくらいカッコよくて魅力的。

アカデミー主演女優賞ノミネートも納得の演技…
いやこの場合演技というのだろうか
その容姿・肉体すべてを含めた存在そのものが秀逸-必見です。

オープニングの激しさとはうって変わって
エンディングは波が引いていくように静か。

ここでもリスベット。
美しくも切ない描写に胸が締めつけられる。


映像美や音響効果を体感するべき今作はぜひ劇場で。

ミレニアムシリーズの続編に期待が膨らむ。


*物語には『セブン』ほどの猟奇性はないものの
 フィンチャー作品にはお馴染みの視覚的に極めて残虐でどぎついシーンが
 ここでも遠慮なく登場してくるので 苦手な方はご注意を。(R15+指定)

category: movie

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