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カムアップできた日  

今日嬉しい報告があった。

同じアシュタンガヨガを練習する仲間であり 心から信頼し尊敬する友人が
今朝の練習でドロップバックからのカムアップを成功したというのだ。

*ドロップバック…立った状態から背中を反らし手から後ろに下りること
 カムアップ…バックベンドの状態から手を放し起き上がってくること


実は彼女 1年前にカムアップできていたのだけど
一度失敗し床に頭を打ち付けて以来 
それがトラウマとなってなかなか再現できずにいた。

彼女の練習を見ていると
バックベンドの高さや背中の柔らかさ 手足の伸びなど素晴らしく
いつカムアップできてもおかしくない状態だったから
なぜこんなに長い間もがいているのか不思議でしょうがなかった。

私だけでなく多くの先生や仲間たちから
“すぐできるよ”“明日にはできるよ”と言われ続けた彼女。

その言葉がどんなにプレッシャーだったことだろう。
どんなに葛藤し苦しんだことだろう。

彼女のようにカラダの準備ができていても思い通りに進まない要因は
大抵の場合心…つまり精神面に問題がある。

怖い・痛い・きつい…といったネガティブな気持ちが
その挑戦する心を阻む。

アシュタンガヨガが普通のヨガと異なる点は
毎回同じポーズを練習していくこと。

そしてその通過点において 人によっては難関とされるポーズが
要所要所に組み込まれていることだ。

それらの代表的なものは
シルシャーサナ・バックベンド・ブジャピダーサナ・スプタクルマーサナ…
といったところだろうか。

そしてそこにドロップバック・カムアップももれなく入っている。

私もシルシャーサナとカムアップにはかなり時間を要した口だ。

今でこそ普通にできるから そういう私しか知らない人はまさか…と思うだろうけど
基本ビビりの私なので最初からひょいとできたはずもなく。

何の苦もなく最初から簡単にできちゃう人も稀にいて 
そういう人をみるとうらやましくて仕方がないのだけど
実は私も友だちと同様 「怖い」という気持ちが大きく邪魔していたから
できるまでには結構時間がかかった。

でもそんなふうにひとつひとつ難関をクリアしていくことによって
カラダもそうだけど精神面も大きく鍛えられることになる。

クリアできた時の喜びが大きければ大きいほど
そこからまたチャレンジしようという意欲が増していくような気がする。

チャレンジを繰り返すことで少しづつ強くなっていく自分を感じ
それがいつしかヨガを練習する楽しみの一つにつながっていくのではないだろうか。

少なくとも私の場合はそれに当てはまる。

先日彼女とお茶してるときにたまたまカムアップの話になり
彼女が悩んでいたので 思い切ってきつい言葉を投げかけてみた。

「最近上がる練習してないやろ?」

チャレンジしてないのだからできるはずがない。

彼女が逃げているのが分かったから 敢えてそこをついてみた。

人によっては自分にとって都合の悪い言葉をうけると
何かしら言い訳をして自分をガードするのだけど
彼女は痛いところをつかれても言い訳せず 真摯に受け止めてくれた。

そこが彼女の強いところで 翌日からチャレンジを再開。

もうひとつ 
今の彼女の練習には必要不可欠と感じた呼吸についても
もう一度真剣に取り組んでみて…と話をしていたので
それについてもきちんと理解し実行してくれていた。

そんな彼女だからこそ すべてが繋がって今日という日が訪れたのだと思う。


最近朝ヨガでは
初めて1人でドロップバックできた もしくはカムアップできた…
という人が何人か続いてる。

その誰もがみな
アドバイスを真摯に受け止め謙虚な練習をしている。

UNIVAの朝ヨガの風景を見ていて感じること。

週に何日かは私たち講師がアジャストに入るマイソールクラスがあるのだけど
基本朝ヨガで練習している人たちは「自主練習」を行っている。

時間に余裕のある人もいればない人もいたりして
その限られた時間の中で精いっぱい自分なりの練習をしている。

時には一度もアジャストを受けないままマットをたたみ帰る人もいる。
だからといってその人たちから不満を言われたことは一度もない。

自分の時間を大切に
毎日同じ時間に来て同じ時間に帰る。

依存しない姿勢。
自分を信じる練習。

それらが根底にあるから
朝ヨガの練習生はみな自立していて精神的に強い人が多いと思う。

みんなで練習しているけど 実は自分自身との闘い。

だけど 孤独かというとそうではなく
仲間の共有するエネルギーや見守るという温かなまなざしのもとで
本来持っている以上のエネルギーを発揮できる場でもある。

福岡には朝練を見てくれる先生がいないのに
みんなすごくいい練習をしている…

今インドにて修行中のイケメン先生が数年前に言った言葉が
今日ふと頭をよぎった。

いい仲間といいエネルギーのもと練習できてる私たちは本当に幸せだ。


カムアップに成功した彼女からのメッセージは こんな言葉で締めくくられていた。

「かずさんにこの間のこと話したら“ゆみさんが背中押してくれたね”って。
私の背中にはいっぱいゆみさんの手形がついてる。ありがとう。」

涙が出そうなほど心が震えた。
こちらこそありがとう。

そして私もまた高い壁に向かってチャレンジを怠らず頑張るよ。

これからも共に練習に励もう。

category: yoga

コメント

素敵な話。
うるっときちゃいました。

URL | junkom #1vXvAHxQ
2012/01/21 14:45 | edit

Re: junkomさんへ

継続は力なりです♪

URL | yumi #-
2012/01/21 22:40 | edit

逃げたくないけど、怖い。
ものすごく怖いから見て見ぬ振りしてる。

結局逃げですね。
えいっ!ってできるかな。

昨日先生のブログによく登場してる黒猫堂を偶然見つけました!日曜だから閉まってました。

Next time!

URL | Kimi #-
2012/01/23 13:43 | edit

Re: kimiさんへ

私も同じだったよ。
でも少しづつその壁を削りながらハードルを低く低くしていった。
壁の向こうに見えるものは自分が予想していたものとは違う…。
頭いっぱいにとらわれるよりも身を投げ出した方が楽なこともある。
まずはやってみよう。
Let's do it!

URL | yumi #-
2012/01/23 18:23 | edit

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