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yoga & days…

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ショートトリップその2  

6時半まで目覚めなかったのは、昨日の疲れがいかに大きかったかを物語っている証拠。
昨夜槇を燃し暖かく灯していた暖炉の火は、いつしか消えていた。
遠くの方からトントンと軒を打つ雨音が耳に心地よく響く。
目が覚めてもベッドの中でごろごろ。
隣のアンジーはまだすやすやと寝息をたてている。
2部屋に4人で宿泊、ベッカとフレア、アンジーと私、という部屋割りだ。
7時過ぎにアンジーも目を覚ますが、寒いもんだからお互い布団からなかなか出ない。
7時半を過ぎてようやくゴソゴソと布団から這い出し、ぼんやりと朝の身支度を始める。
そうこうしてるうちに外が騒がしくなってきた。
どうやら朝食の準備が整ったようだ。

部屋を出ると眩しい光が目に飛び込んできた。
快晴とはいかないまでも、小雨模様ながら青空が垣間見える。
雨が止むのも時間の問題だろう。
いい匂いとともに次々と暖かな料理が運ばれてくる。
ベッドの中ではたいして空腹感を感じなかったのに、視覚と嗅覚がいきなり食欲を刺激し始めた。
インドでは本能のままに過ごしている私(笑)
ベッカとフレアも部屋から出てきて、4人でゆったりとした朝食の始まり。
マサラチャイでひと息ついたあと、美味しそうな料理へと向かう。
ビュッフェ形式なので取り過ぎには要注意。




オムレツも焼いてもらった。

ココナッツチャツネをつけるとさらに美味に。

朝食を終えてしばらく談笑していたが、なかなか雨の止む気配がないので湖や植物園へ行く予定を変更、午前中は部屋でゆっくり過ごすことにした。
ホテルはネット環境が素晴らしく整っていたので、私はブログを書く傍ら、クライマックスシリーズで勢いにのるホークスのライブ速報をチェックするのに余念を欠かさなかった。
とても勉強家なアンジーは、旅行にもチャンティングやサンスクリット語の
本を持参、しっかりと学びの時間をとっていた。
違いすぎるこの姿勢…
見習わねば(汗)

11時頃になってようやく青空が広がる。


雨上がりに光を浴びる植物のなんと美しいこと。


寒くないよう上着を着て外へ。
散歩がてら町まで歩いて行くことに。
下り坂は予想通り急で路面も濡れているため、踏ん張らないと滑ってしまう。
バンダに力を込めながら歩みを進める。


小高い丘から見下ろすウーティの町は、カラフルで可愛らしく、少しヨーロッパの影響を受けたような建物が立ち並んでいた。


様々な風景に心動かされ、足を止めては写真に収め、そんなことを繰り返しながらゆっくりと歩みを進めていたはずなのに、思いのほか早く町まで到着。
ちょうど12時を過ぎたころだったが、朝食をたっぷりとっていたので誰一人としてお腹は空いていない。
昼食はおいといて、代わりに喉が乾いていたのでラッシーを飲むことに。

インドに来て、そういえば意外にもラッシーをあまり飲んでないような気がする。
チャイかココナッツウォーターの頻度が高い。
特に温かなチャイを苦もなく飲めるのは、ここ最近の気温が高くないせいだったりする。
喉を潤した後はのんびりとウーティの町を散策。


セーターにマフラーとニット帽。

みな、南インドとは思えない冬の出で立ちです。
チョコレートショップ

ウーティは人参と並んでチョコレートでも有名な町だそうで、町中至るところに手づくりチョコレートショップが点在している。
こうなると、甘いもの好きな女子の血が騒ぐのは至極当然のことで(笑)目につくチョコレート屋に手当たり次第に入っては、お気に入りのフレーバーを見つけ凄まじく買い込むといった感じ。
…で、調子に乗って買いすぎました(汗)
ダイエットを誓ったばかりなのにこんなことでどうする!?(涙)

チョコレートを満喫した後は市場へ。
マイソールの市場とは比べものにならないほどの規模と混雑ぶりが激しい、ウーティの市場に圧倒される。
携帯を片手に忙しく仕事をする八百屋さん。


色鮮やかなパスタ。










市場を探索していたらあっという間にタクシーの迎えの時間が来たので、慌てて再びホテルまで戻る。
あらかじめチェックアウトは済ませておいたので、車に荷物を詰め込み出発の準備。
実はこの時、ネット環境の整ったホテルに戻ってきたという数少ないチャンスをフル活用、急いでホークス情報をキャッチする。
みんなのTwitterで、たった今ホークスがクライマックスシリーズを突破し日本シリーズ進出を決めたことを知り、1人涙&ガッツポーズ。
後の3人は、私がなかなか車に戻ってこないもんだからどうしたのか心配していたが、この日本独特のスポーツ、しかもある特定の球団の快挙を英語でどう伝えていいものか図りかねたため、何も言わず車に乗り込んだ。
もっと英語力があったら…。
いや、これに関しては英語力うんぬんの問題ではなく、日本人同士だって興味のない人にはきっとちんぷんかんぷんな顔をされるだけに違いない。
車の中でも1人にやける。
想いは溢れ、誰かとこの喜びを分かち合いたいと切望するも、ここはインド、ホークスとは無縁の土地(涙)

私たちを乗せた車は、少し時間に余裕があったのを見計らって湖観光へと回ってくれた。
…が、目的地に着いて唖然。
驚くほど多い観光客の群れと軒を連ねる土産物屋の列。
あまりにも観光地化した、さほど大きくもない湖に辟易した私たちは、美味しそうな匂いを漂わせるマサラコーンだけをそこでいただき、再び車に乗り込む。
マサラコーン作りの上手な男の子。

NIKEのNの文字が反対(笑)

ウーティを後にした車は、行きとは違うルートを通って帰った。
また大木の障害にあう災難は最初から避けたいもんね。
かなり急な下り坂。
そこは深い霧が立ち込める危険なルート。
私たちはドライバーの腕を信じて揺られるだけだ。




途中お昼を食べていないことに気づき、目に留まったのは安っぽいレストランだったが選択権がないのはよくわかっていたため、とりあえずそこで昼食兼夕食をとる。
ギーライスを4人分、後はカレーやヨーグルトを適当に頼み4人でシェアすることにした。

これが意外や意外、めちゃめちゃ美味しいのでビックリした。
こんな辺鄙な公道で営業するのはもったいないくらい。
街で営業したらすごく繁盛するだろうねー、なんてみんなで店を褒め合いながら美味しくいただく。

再び車に揺られ少し行くと、行きに立ち寄ったムドゥマライ野生動物保護区に到着。
いよいよサファリバスに乗り込みトラとの対面を夢見る。


乗り込んだバスの男率高っ!

しかも私たち以外みんなインド人。
車内は男臭で埋め尽され、一瞬息が止まる(笑)
私たち4人は一番後ろの席へ。
バスは出発して間もなく、一般道から脇に逸れるけもの道へと入って行く。
ここは一般車は入れない。
舗装されてないけもの道だけに、その道の悪さは想像以上にひどく、道中ずっと縦揺れ、もしくはジャンプホップを繰り返す有様。
き、きつい…
特に一番後ろは振動がもろに伝わるので、ジャンプした瞬間頭が天井につくんじゃないかくらいの勢いで飛び上がる。
まるでコントだ。
終始こんな状態だから、野生動物たちの存在など気づけるはずもなく、身体の上下運動に気を取られていたら、前のおじさんが、
ほら、バイソンだよ、バイソン。
と優しく教えてくれた。
バイソンを見つけるやいなや、インド人男性群は窓から身を乗り出すようにシャッターを切りまくる。
あー、そんなに押し寄せちゃ、動物が怖がってあっちへ行っちゃうじゃない。
次に鹿の群れを見つけた時も同じ状態。
ディアー、ディアー、
と叫びながら必死でシャッターを切る。
そんなに鹿が珍しいのか?
次にまたバイソンの親子。
かわいいね~、こっちへおいで~
みたいなことを猫なで声で言うおじさん連中に、どうしても気がいってしまう私。
しかも、
チッチッチッ
と、まるでスズメを誘き寄せるかのような舌打ちで、バスの向こう側にいるバイソンをおびき寄せようとする行為には、思わず吹き出してしまった。
聞こえるはずないやん(笑)
バイソンと鹿が交互にやってくる中、果たしてトラはいつ現れるのか。
日はとっぷりと暮れ、写真はもういいやと諦める私たちを尻目に、フラッシュをたいてまで同じ動物たちをカメラに収めようとする熱心な動物フリークの放つ光だけが、暗闇にさみしく瞬く。
サファリツアー最後の最後にインド象と遭遇。
大きな牙を掲げ、その長い鼻で大量の枝の束を運ぶ姿はこの上なく美しかった。
これが唯一のご褒美か?
結局トラは現れなかった。
どちらかというと、動物観察というよりも人間ウォッチングな45分間。
ある意味満喫したかも(笑)

全てが終わり、車に乗り込んで帰途を目指す頃にはもう真っ暗に。
自然と瞼が落ち、気がつくと辺りにはもう自宅付近の風景が広がっていた。
たった一日しか離れていないのに、しかもまだ一ヶ月もそこに住んでいないというのに、今住む家に帰りつくと何故だかホッとする安堵感に包まれた。
不思議だ。
もうすでに、ここが私の日常となりつつあるのだな。
そう感じ始めたその日からちょうど一週間後、ここを発つ。

つづく。

category: india2011

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