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ショートトリップその1  

タクシーを貸切り、南インドの避暑地と名高いOotyウーティを目指す。
今回の旅の企画をしたのはアンジーとベッカ。
アンジーは彼女にとって、これが最初で最後のインド旅行だと思っている。だから、彼女は事前の入念な下調べを欠かさず、日々様々な場所へと精力的に出かけている。
私は観光とか全く頭になくて、ただヨガをするためだけにぷらりとインドに来たようなものなので、彼女がいなかったら行かないだろう、いやそれ以前に知らなかっただろう場所にいろいろ連れて行ってもらえたことは、本当にありがたいかぎりだ。
今回もそう。
ウーティに関しては何の予備知識もなかったから、誘われて早速調べてみる。
ウーティという街はマイソールより更に南、タミナルドゥ州のニルギリ山に位置し、南インドのスイスと呼ばれるほど夏でも涼しい避暑地として有名な場所だそうだ。
知らなかった(汗)

マイソールを出てしばらくすると田園風景が広がってくる。
コットン畑やキャベツ畑。
道全体を防ぐ牛の群れ、ヤギの群れ。
微笑ましく笑顔を向けるも、田舎に行けば行くほど貧しい人々の生活が克明になってくる。
マイソールやバンガロールなどの街では、その雑多な生活の中に繰り広げられる貧富の差に愕然としたものだが、田舎ののどかな風景の中に点在するその日暮らしの人々の姿は、かなり凄惨さを極めている。
荒地にテントを張れればまだマシな方、テントすら持たない人は、弱々しい傘を重ね合わせて雨風を防いでいる。
沼地で洗濯する女性たち。
余計汚れるんじゃないかと心配になるくらい、その水は灰色に濁っている。
日本の戦後よりもひどい状態が、ここインドの今の姿として存在する。

2時間ほど車を飛ばしただろうか、、カルナタカ州のムドゥマライ動物保護区に到着。
プンバだ!


いやいや、いまだライオンキングの影響が強いです(汗)
ブタイノシシくんね。
で、その子どもたち。


素敵な尻尾をお持ちの尾長ザル


インド象!


サファリ観光は翌日に予定してるので、動物たちの観察はそこそこに車に乗り込む。
少し走ったところでチャイ休憩。

かなりアバウトな感じで運ばれてきた。
日本じゃこんな状態許されないよね(笑)
でも味は美味しくてビックリ。
茶葉の味が濃くスパイスがかなり効いてて、甘さもちょうどいい。
今まで飲んだチャイの中でもNo.1かも。
アンジーとベッカ。


フレア。


お腹を少し満たしたところで再び車へ。
原生林の中、ただひたすら上へ上へと登って行く。





町があんなに下のほうに。


ここまでくると涼しいというより寒い。
みな上着を着込む。
途中、人参売りを発見。


車に乗ったまま大量に購入。




ニルギリは人参とイチゴの産地で有名なんだとか。
みな、我慢できず車の中で人参をかじり出す。
この人参めちゃめちゃ甘い!美味しい!
茶畑もあちらこちらに広がる。


紅茶通の人ならニルギリって聞いただけで紅茶の産地だとピンとくるはず。
しばらく行くとピタリと車の流れが止まる。
なんだろう、事故かな?
運転手は様子を見に行ったままなかなか戻らない。
車の横を、様子を見に行く人たちが続々と通って行く。
ようやく運転手が戻ってきて何事かと聞くと、木が切り倒され道を防いでいて、それで通れなくなっているんだとか。
それを聞いて、私は初め何かのアクシデントで木が倒れたんだと思ったんだけど、なんてことはない、故意に切り倒されていたのだ。
なぜ?こんな真昼間に?
人の迷惑も考えずそんなことが行われるのか?
かなり待って、やっと車が進み出したと思ったらまた止まる。
どうやら一箇所ではなく、何箇所かで同じことが行われてる様子。
こんな感じ。


車が止まる度に毎回飽きもせず、なんだなんだと外に出て様子を見に行く人たち。


後ろから来て無理やり前に入って行く車ももちろん健在で、道が通れるようになったら対向車と向かい合わせの状態だけど大丈夫?と心配になる光景(笑)

切り倒された大木の枝を電動ノコギリでギュインギュイン言わせながらカットし、それらを即座に横に避けトラックで運んでいく人たち。
その様子を、早くしろよ、まだなのか?と無言のプレッシャーで間近から見守る大勢のドライバーたち。
世界には私たちの常識では図りきれない、不思議でおもしろい出来事がたくさんです(笑)

大木の障害をなんとかくぐり抜け、車は更に上へと向かっていく。
いったいどれだけ登るんだろう。
標高2200mなんて想像もつかない。
私がキャンプでよく行く山ですらせいぜい標高800mだもの。
しばらくしてようやくたどり着いたウーティの町は、ここが南インドとは思えないほど寒く、人々はウールのセーターや帽子でヌクヌクと身を包んでいた。
とりあえず荷物を置きに予約していたホテルを目指す。
舗装されていない細くて急な坂道をくねくね登りながら、ようやくたどり着いた。
…と思った。
が、目指したホテルは実は2つあり、私たちが予約したのはもうひとつのホテルだったのだ。
同じ名前で電話番号が2つあるなんていうのもおかしな話。
仕方なく一度おろした荷物を再び車に詰め込み、予約したほうのホテルを目指す。
この時点でみんなヘトヘトです(汗)
何時間車に乗ってたかな。
もう一つのホテルも急な砂利道をくねくね登って、ようやく着いたのが午後3時半過ぎ。
9時に出発して、まあ途中休憩したりはしたけどたいした時間じゃないし、大木に足止めされたりして、結局6時間近くは車の中だった気がする。
おつかれさま、私たち。

着いたホテルはガイドブックに書いてあるそのままに、コロニアル調のインテリアが素敵なかわいらしいリゾートホテルだった。

早速部屋に荷物を運び入れるが、なんだか様子が変。
部屋が真っ暗なのだ。
どうやら電気関係が故障しているらしく、今復旧作業の真っ最中だとか。
寒いし、疲れたし、暗いし、おまけにWi-Fiは入らないし。
なんだか踏んだり蹴ったりの一日だなーと思ってたら、スタッフの方からマサラチャイのサービスが。
しばしその優しい甘さに癒される。


復旧作業はなかなかうまく行かず手こずってる様子。


大丈夫かな?と心配しながらさりげなく写真を撮ってたら、このとおり。

ポーズをとってくれた(笑)
いやいや、そんなサービスはいいから早く直してよ。
そうこうしてると今度はサモサのサービス。
ホテル側もいろいろ気を遣ってくれてるようだ。

しばらく休憩してから町へ出ることに。
タクシーの運転手に、できるだけ地元で評判の美味しい料理が食べれるところへ連れていってくれるようお願いしたのに、連れて行かれた場所はいかにも観光客相手な雰囲気が満載の豪華レストランだった。
みんなでここはないよねーなんて言いながら別を探す。
ぷらぷらメインストリートを歩きながら、一件の目ぼしいレストランを見つけそこに入ることにする。
店内には客が誰もいなくてかなり不安になったが、スタッフの明るい接客に乗せられて促されるままに注文。
私はチャイやらサモサやらでお腹がいっぱいだったので、ターリーは頼まず。
トマトスープとチャパティだけにした。

南インドはトマトスープが有名なんだと相方から聞いていたとおり、このスープは特別スパイシーでとっても美味しかった。
私たちが店を出る頃には、店内はいつしか満席に。
人気店だったのね、よかった。

腹ごなしをした後は町を散策。
日が暮れて真っ暗になっても多くの人で賑わう町。
やはり観光客が多いせいかな。
私たちは今日一日の疲れが押し寄せてきていたので、あまり長居せず早々に引き上げることにした。
あるホテルの前に配車係がいたのでタクシーの手配を頼むと、なんと400ルピーも請求してきた。
ホテルから町へ降りるまでは200ルピーで来たのに、いや、それでも観光客金額だろうに、その倍の値をふっかけてくるなんてバカにするにもほどがある。
みんな憤慨しながら抗議するも、配車係もあー言えばこー言うで一向に譲る気配なし。
このまま泣き寝入りするのも悔しかったので、自分たちでタクシーを探すことにする。
…が、なかなか見つからない。
こうなったらリキシャで行こう!とリキシャの運転手に声をかけると快く引き受けてくれた。
1台に4人で乗るのは初めて。
私はベッカの膝の上に乗った。
ガタガタのくねくね上り坂を、ウインウイン言わせながらリキシャは頑張る。
何度も止まり、スローに横揺れしながら、もしかしたら歩いたほうが速いんじゃないか?と気の毒になるくらいよろよろしながら、それでもリキシャは頑張る。
あともう少し、がんばって!
みんなで楽しくリキシャに声援を送る(笑)
ようやく、なんとか、ホテルに到着。
リキシャくんありがとう。
部屋に戻ると電気が復旧していた。
熱いシャワーを浴びベッドに身を投げ出すと、その日一日の疲れが一気に押し寄せてきた。
そのまま夢の中へ。

つづく。

category: india2011

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 |  #
2011/11/06 16:25 | edit

Re: Tomomiちゃんへ

Tomomiちゃん
ごめんごめん(笑)遥か昔そんな約束してたかも…なんて、今思い返してるよ。
私よりもTomomiちゃんのほうが、今もアシュタンガやマイソールへの熱い想いに溢れてるよ、きっと。
ブログを読んでもらうとわかると思うけど、自分がまさかインドに行くなんて思ってもみなかったこと。
自然の成り行きに任せていたら、今ここにいるという感じです。
1人で不安だったけど1人でよかったのかも…と思える様々な経験をさせてもらってる。
ありがたいことに。
Tomomiちゃんにもいつか時期がくるよ。
それは今かもしれないし、ずいぶん先かもしれないけど、きっと思いがけなく訪れるはず。
楽しみだね。
もうすぐ帰るよ。
また会おうね。たくさん話そうね。

URL | yumi #-
2011/11/07 01:39 | edit

こんにちは

こんにちは。突然のコメントすみません。体を動かすことの大切さや楽しさを伝えようと「フィットネスの勧め」というサイトを立ち上げています。ヨガ、エアロ、バレエ、ボクササイズなどのスタジオレッスンを始め、自重、ダンベル、バーベル、チューブ、バランスボールなどの筋トレをイラストや動画を用いて解説しています。また、「身体に関して」ということで、筋肉、骨、神経、靭帯、循環器系についての解説も掲載しています。
よろしければ暇なときにでも見てください。
このようなコメント、失礼に感じたら大変申し訳なく思います。
※重複してコメントしないように注意していますが、もし重複してコメントしているようであれば、その時はその失礼お許しください。
http://www.i-l-fitness-jp.com/

URL | フィットネス #-
2011/12/21 13:10 | edit

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