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シャガール展  

10月末から約2か月半にわたって開催されてきたシャガール展。

いつでも行けるさ…とのんきに構えていたらあっという間に最終日…
雪の舞い散る厳しい寒さの中 チャリを飛ばして駆け込んできました。


『シャガール展』
シャガ~1

正式には
『シャガール ロシア・アヴァンギャルドとの出会い 交錯する夢と前衛』
という題名の展覧会。

パリのポンピドー・センターが所蔵するシャガールの作品約70点と
彼も一時関わったロシア前衛芸術を代表する人たちの作品約40点が展示。


シャガールの幻想的な絵は万人に受けるかといえばそうでもなく
好む人好まざる人とはっきり分かれるようだ。

私は学生のころから 何気にこの不思議ワールドが好きで
何が好きかと聞かれれば
つかみどころのないふわふわと宙を浮くような感覚とその色使い
だと答える。

ポスターやカレンダーで日々目にしてきたシャガールと
実際に目の当たりにするシャガールとでは
当然同じものであるはずがない。

その色彩に圧倒されるばかり。

光に照らされる部分と影になる部分とで
絵に奥行きと深みが生み出される。

観る角度や観る人によってその色彩はさまざまに変化し
不思議な世界をより一層濃くしているのだ。

その一部をご紹介…


「ロシアとロバとその他のものに」 

 
シャガールにしては珍しくはっきりしたタッチで
ロシアの前衛画家たちの影響を色濃く受けた作品。

頭が空を飛んだりしているけどそこに不気味さは感じられない。
逆におもしろい。


「彼女を巡って」


有名な一作。

最愛の妻を亡くし悲しみのあまり絵を描けなくなってしまった彼が
ようやく筆をとって描いた作品。

頭が逆さまなのは悲しみの表現なのかな。


「日曜日」


再婚相手ヴァヴァとの幸せを描いた作品。

2人の顔が寄り添ってハートの形になってるところに
彼の素直さが表れてる気がする。


彼の絵は全体的に色彩豊か。
それは彼の感受性の鋭さから生まれているのだろうな。

温かみ溢れる色使いや作風は
悲喜こもごもあったにせよ彼の人生が豊かなものであったことを窺わせる。


ニューヨークのメトロポリタン歌劇場のこけら落としに上演される
モーツァルトの歌劇「魔笛」の舞台と衣装デザインの依頼を受けたシャガール。

彼の舞台美術の原画約50点もあわせて展示されていた。


歌劇「魔笛」より~
“夜の女王” と “動物たちのバレエ”




「魔笛」といえば恐ろしくも悲しいお話のはずなのに
こんなにもユーモラスな動物や奇妙な生き物たちのオンパレードに
自然と頬が緩む。

観ているだけで楽しくなる不思議ワールドは
ろっちの描く奇想天外な絵とずいぶん似通ったものがあり…。

かなりポジティブに考えれば
奴も一種の天才肌なのかもしれない(笑)


展示作品はかなりのボリュームで
寒い中観に行った甲斐がありました。

category: art

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