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「東京島」  

桐野夏生の原作を読み 相当しびれた感覚に襲われる。

果たして映像化はいかに!?


「東京島」


無人島に漂着した23人の男と唯一の女性である40代の主婦が織り成す
サバイバル生活を描いた人間ドラマ。


う~ん 何だろう? この物足りなさ。

ストーリーの上っ面だけをなぞった作品にとても残念な思い。

原作の荒々しさが全く出ておらず
こんなにもお上品でおとなしい無人島生活だったのか…と愕然とする。

サバイバル感ゼロ。

もっと暴力的でもっとえげつなくて
人間の人間たる厭らしさや欲望が嫌というほど描かれた原作の凄味が
そこにはない。

すべてがきれいすぎる。

エルメスがあんなにも輝かしい状態で登場すること自体おかしい。
もっと汚くもっとぼろぼろに纏ってほしかった。

魅力的なキャラクターたちの個性もほとんど消されていて
生への執着で変になっていく彼らの過程を全く描けてない。

泣けてくる。

窪塚洋介演じるワタナベには相当期待していたのだけど
あれが限界か?



他のキャラクターたちに比べるとその存在感は一歩抜きんでいたが
原作のワタナベの凄まじさから比べると その足元にも及ばない。


こんなにもリアルでグロテスクな原作を相手にするのなら
「キャタピラー」のように もっと大胆に挑むべきだ。

感想を書いていて もっともっと…と切望する自分に気づく。

”原作先にありき”の映像化の難しさを ひしひしと感じた作品でした。

category: movie

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