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『駆込み女と駆出し男』  

久しぶりに時代劇を鑑賞。


『駆込み女と駆出し男』
駆け込み女

劇作家・井上ひさしが晩年に11年をかけて執筆した時代小説「東慶寺花だより」を映画化。江戸時代に幕府公認の縁切寺であった東慶寺を舞台に、離縁を求めて寺に駆け込んでくる女たちの聞き取り調査を行う御用宿の居候が、さまざまなトラブルに巻き込まれながら訳あり女たちの再出発を手助けしていくさまを描く。



江戸時代の話だから言葉が古い。

江戸時代の話だけど特に舞台背景の説明はない。

そんな状態でのっけから台詞の大応酬。

意味が分からないところも多々あって 
それでも乗り遅れちゃいけないと 最初はついていくのに必死。

でもね
次第にそのテンポに身体が馴染んできて 
わからないなりにぐいぐいとストーリーに引き込まれていくからあら不思議。

これぞ原田監督マジック。

時代背景がいまいち掴めなくても 
一部の台詞が聞き取れなかったりわからなかったとしても 
大丈夫。

そんなことが気にならないほど本作は文句なくおもしろいし感動する。

「離縁」というシリアスでナイーブな題材を扱っていながら
主演の大泉洋の顔芸がおもしろすぎてついつい笑っちゃう場面も。

こんな人江戸時代にほんとにいたんだろうか笑。
いたらいいな。

そんな風に思わせる彼は 役になりきるというより役を自分に合わせていく類い稀な俳優さんだ。

笑えるシーンの合間には 切なかったり悲しかったり恐ろしかったり…
さまざまなシーンが挟み込まれ 観るものを飽きさせない。

本作には現代に通づるところも多々あるんだけど
一番は 女性が弱かった時代の話でありながら 
登場する女性たちが実はとてもパワフルだったというところ。

昔から女は元気で強い。

だから 理不尽な世相に立ち向かっていくその生き様に奮い立たせられる。

本作に登場する人物はみな活き活きとその時代を必死に生きていている。

コミカルな場面と対照的に涙する感動的場面も多く存在する。

さらに 四季折々に美しい東慶寺とそれに寄り添う音楽が映像を際立たせる。

たくさん笑った記憶を残しながら いつしかしんみりと
エンドロールは至福でありながらどこか切ない余韻に浸ることのできる
そんな秀逸な作品です。


category: movie

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