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『ホットロード』  

『ホットロード』が別マ(別冊マーガレット)で連載された当時 
私は現役女子中高生で(ぷふ)
当時の女子中高生にとって紡木たく作品はバイブルみたいなもんだったから
それはもう毎号毎号の発売日が楽しみで
何度も読み返してはきゅんきゅん胸をときめかせていた。

あの独特な線の細さ
透明感を
どんなふうに映像化するのか
能年ちゃんがどんな和希を演じるのか

いろんなあれこれが気になっていたのと
この年になっても未だ色褪せない『ホットロード』の世界が懐かしくて
今作は映画館で観ようと決めていた。


『ホットロード』
hotroad_poster_large.jpg


80年代に「別冊マーガレット」に連載され 人気を博した紡木たくの同名少女コミックを実写映画化した青春ドラマ。不幸な生い立ちから 行き場を失った少女が暴走族の少年と出会い 恋に落ちる姿がつづられる。


原作のキラキラした白飛び描写は
光を上手くあしらった美しい映像で素敵に表現されていたし

あの淡い線やセリフの行間に描かれていた触れたら壊れてしまいそうな心なんかは
今作でも充分につかみ取ることができた。

透き通るほどの純粋さ
ときめき
せつなさ
息苦しさ…
空気感は損なわれていなかった。

ぐっとくるセリフ一言一言の中に
当時は気づかなかった感覚が湧いてくる。

私は10代の頃に出会った今作を
14歳の少女と暴走族の少年の恋物語として捉えていた。

だけどこの年になって改めて今作に触れてみると
それは作品の断片でしかないことに気づいた。

物語の主眼は恋愛よりむしろ娘と母との関係に置かれている。

親子の再生の物語。

本や映画は観る時代・年齢が変わるだけで
その印象ががらりと変わるから不思議 そしておもしろい。


今作はキャスティングは平成
でも 全編に漂うのは懐かしい昭和のテイストだ。

1980年代前半 不良ブームが去る直前の時代
若者たちは怒りを親や大人にぶつけ 
ままならぬ衝動にまかせてバイクを走らせては
ケンカしたり暴れたり…
どうしようもなく鬱積した感情をそうやって爆発させていた。

私自身暴走族とは無縁の学生時代だったけど
だからこそそんな未知の世界に興味や憧れのようなものがあった。

今作は10代の子たちが多く鑑賞してると聞く。
我が娘ももれなく。

携帯もカラオケボックスもない時代の血気溢れる若者たちの姿は
今の草食系世代にどのように映るのだろう。



エンディングは尾崎豊の『OH MY LITTLE GIRL』。
この曲 私的には大好きだった90年代のドラマ『この世の果て』なんだなー。

娘はこのエンディングで泣いたらしいけど
私は『この世の果て』の映像が一気にフラッシュバックしてきました。

参考までに。



こちらもなつかしい。


category: movie

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