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「生」を見つめる火曜日  

火曜日は午前にデイケアでシニアヨガ。

高齢者にヨガ…というか実際は体操のようなストレッチのようなそんな動きなのだけど
それでも最初から最後まで呼吸で繋いでいくので やっぱり「ヨガ」と呼べるべきものだと思う。

ケアマネを務める友だちから頼まれて始めたシニアヨガは
週2回ほど通いながらかれこれ1年半ほどになる。

みなさんの状態はまちまちで
手足が思い通りに動かせない身体の不自由な方もいれば
自分がなぜここにいるのかわからない認知症の進んだ方もいらして
もちろん何もかもOKな健康体の方もいらっしゃるのだけど
そういったさまざまな状態の方を相手にヨガを行うのは最初私自身手探り状態で 
どんな動きがいいのかどんなガイドがいいのか…模索しながらの日々を重ねた。

高齢者相手に学んだことは
その時間できるだけ喋り続ける…静かな状態が続くと寝てしまうから笑
同じ動きはほどほどにする…たくさんやると飽きて途中でやめちゃうからもしくはやっぱり寝ちゃうから笑
大きな声とオーバーリアクション
できるだけ褒める

こんな感じだろうか。

書き連ねて気づくことは 幼い子どもたちに教えるときの注意事項とほぼ同じということだ。

椅子に座ったまま腕から肩・顔・脚・全身と順々に動かして30分。
30分で充分の運動量だ。

やりたくないことはしないし
やれないことも無理してやらない
他人と競うより自分がどうしたいかが大事で
今の自分の状態から逸脱した行為はしない。

本能のまま生きる「人」としての原点と
すでに執着のない生き方を手に入れた人生との両方を見せられてる気がする。

私のガイドに沿って一緒に動ける人は3分の2くらいで
残りの方は全く動けず無表情でじっとこちらを見つめたまま。

なんだけど 
無反応だった人があるとき口を開けようとしたり 実際に声を出したり
指を数えようとしたり
最終的には手を上に上げようとしたり…

そんな状況に出くわすと思わず目頭が熱くなる。

私の動き自体理解できていないんじゃないかと思っていた方たち…
実は何をやってるかちゃんとわかっていて
それを身体に結びつけて体現することが難しいだけだったということ。

困難な状況ながらも少しづつ彼らの身体が反応してきたことに
私のヨガがクラスとして成立しているんだ と喜びを感じる。

最近嬉しいことに 90歳を過ぎてなお他の誰よりも元気なおばあちゃんから
「先生もう動きを覚えたよ」と声をかけられる場面があった。

彼女より10も20も年若くして身体も頭も万全でない方々がいる状況を目の当たりにする今
スタート地点はみな同じはずだったのにどういった過程で老後の有り様が変わってしまうのか…
と「生きる」ことに対して深く考えさせられる。



同じく火曜日の午後は産婦人科でママ&ベビーヨガ。

高齢者から赤ちゃんへと目まぐるしくシフトチェンジする 
まるでジェットコースターに乗ってるみたいな1日。

ママ&ベビーヨガはママ中心に動いてもらうヨガなんだけど
そこは赤ちゃんも一緒なので 赤ちゃんのご機嫌次第でママの動きも左右される。

自分と静かに向き合うというより 赤ちゃんと自分の両方に向き合あわなきゃいけない
結構忙しめのヨガだったりする。

赤ちゃんの状態により私も大きな声やオーバーリアクションになる場合もあって
シニアヨガ以上のテンションで臨むこともしばしば。

赤ちゃんこそ本能のままシンプルに生きているので
お腹が空いた
おしっこした
眠たい
だいたいこの3つが要因でむずかることが多く
逆にこの3つのポイントさえ押さえておけばご機嫌良く過ごしてくれるので
考えようによっては楽にご機嫌取りができるというもの。

ま 赤ちゃんにも個性があるしその日の気分というものがあるので
実際はそんなに簡単に行かないけどね。

ヨガの前には30分ほどそれぞれの体調確認をする時間を設けている。

お母さんや赤ちゃんの近況報告や悩み相談の時間。

それぞれの質問を聞いたりそれに対してできる範囲で答えたり
他のママさんたちの意見を聞いたり
そんなやりとりを繰り返しながら
数ヶ月しか違わない赤ちゃんたちの発育には結構大きな差があるもんだと
今更ながら客観視している。

太ってるor小ぶりちゃん
髪の毛ふさふさ
寝返りができた
ハイハイをしない
離乳食を食べた食べない
後追いや夜泣きが激しい

急激な成長を遂げるこの時期だからこそちょっとした変化がやたら気になって
お母さん自身が他の子や本に書いてあることと我が子を比べ
喜んだり不安になったり落ち着かなかったり。

もうずいぶん昔のことだけど
私自身もそうだったな…とその時の自分を振り返り懐かしく思うと同時に
お母さんたちの気持ちもよくわかるな ふむふむ。

年を重ねていくにつれその差異の溝は次第に浅くなっていき
大人になるともう1年や2年差なんて最初からなかったようなもので
さらに高齢になると さっきも書いたけど10年20年単位で立場が逆転したりする。

そんな人生のスタートからゴール近くまで長いスタンスで俯瞰する最近の私は
この火曜日が特別な1日だからなんだと きっとそのせいなんだと知っている。

加えて『風立ちぬ』や『かぐや姫』『永遠の0』など
近頃は「生」をテーマとした映画をよく観るせいか
「生きる」ことの大切さをあらためて噛み締める時間が多い。

毎週火曜日は「生きる」ことについて深く思いめぐらす日。
私にとって大切にすべき必要な1日。

category: life

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