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老子の言葉  

今朝 ひょんなことから老子の言葉が目に飛び込んできた。

『天は万物を生みて所有せず 育ててこれを支配せず』

天はこの世のありとあらゆるものを生み出すけれどもそれを所有することはなく
それを豊かに育んでくれたとしても支配することはない。

うーむ。
唸らされる言葉。

全くそのとおりだ。

天はすごいなー。

そしてこの言葉を発した老子もすごいぞ。

すべての執着を手放すってとても難しいこと。

でもね よくよく考えてみたら

私たちが知らず知らずにしがみついてるもののほとんどが
自分で生み出しているつもりで実は天から生まれ出たものだったり
自分で育てているようで実は天の恩恵を存分に受けたものであったり

そして その天が所有もしなければ支配もしないのに
私たちがそれをするなんておこがましいにも程がある…

と考えると ふっと心が軽くなって
みんな手放せなかった何ものかの手綱を少しだけ緩めることができるんじゃないか

って そんなふうに感じた。



今日は午前中 産婦人科の産後ヨガクラスのとき
参加してくれたお母さんたちにこの話をしてみた。

出産したばかりの母親にとって我が子は
実際に自分の身体から生み出したかけがえのない宝物だ。

だけど もしかしたらその愛情が度を越して
子どもを「所有物」にしてないだろうか。

現実に子どもを育てているのは母親だけど
そのすべてを「支配」しようとしてないだろうか。

出産を終えたばかりのお母さんたちは
我が子を中心に日常生活や社会や世界が回る。

喜びや楽しみが多い分 心配や苦労も多い。

だからこそ 子どもから「自分の」という枠を外してあげて
適度な距離でおつきあいしてみると気持ちが楽になるかもしれない。

たまたま産まれてきた順番が違っただけで
今回は私がお母さん役であなたが子ども役ね。

くらいのスタンス。

みんなこの世に何かしらの役割をもって産まれてくるけど
人としての価値はみな同じはず。

だから 子どもも1人の人間として尊重し認めてほしい。

話を聞いてあげたり(赤ちゃんの場合はなぜ泣いてるのか気づいてあげる)
共感したり(泣いてる原因がわからなかったら抱っこしてよしよし)

逆に 自分本位に振り回したり放置したりしない。

子どもの個性に気づいて
それがたとえ自分の希望と違ったものであっても
それを押さえ込むのではなく活かしてあげる。

子どもが成人するまで
立派じゃなくてもいいから
人としての本質を兼ね備えた人間へと成長するお手伝いをする…

そんな気持ちで子育てを捉えられたら 
お母さんも子どもも 今その瞬間の幸せを感じて
日々を豊かに過ごすことができるんじゃないだろうか。

こんなこと描いてる私も 子育て期間中はまあまあな奮闘ぶりで
(今はもう終わった気でいる…)
今その瞬間を存分に味わったか?と問われると100%イエスとは答えられないけど
子どもとはずっと友だち感覚でつきあってきたから
お互い変な縛りがなくて楽だったことは確か。



親と子の関係に限らず パートナーシップだったり仕事のことだったり
あるいは地域社会 そして日本や世界のいろいろな事情に
老子のこの言葉をぶつけてみたい。

社会を震撼させるさまざまな出来事が連続する昨今。

所有と支配が横行する時代。

老子の言葉が多くの人の心に届きますように…
と願うばかり。


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