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『悼む人』  

ここ最近 映画を観る回数はぐんと減ってしまったのだけど
全く観てない訳ではなくて 
『インターステラー』とか『海月姫』とか
いろいろな世界で楽しませてもらってるわりに
なかなか感想を描くまでに至らない。

今年はあれやこれややりたいことが多すぎて
ブログにまで手が回らないと言うのが本音なんだけど。

今日は試写会のチケットをいただいたので
久しぶりに夜の映画館へと足を運ぶ。

この試写会は今作が一般に公開される日本初の上映らしく(福岡がスタートなんて珍しい)
上映前には主演の高良健吾くんと石田ゆり子さんの舞台挨拶という特典つき。

高良くんは背が高く端正な顔立ちが素敵だったけど
インタビューに対するひとつひとつの回答から
彼の誠実さや人の良さがひしひしと伝わってきて
容姿以上に人柄に対する好感度がアップした感じ。

もうひとつ 彼の着用していたスーツのカッティングや眼鏡がとってもお洒落で
そちらも気になってしかたなかった。

どこのブランドだろう。
オーダーメイドかな。
なんて 映画とは関係のないところを分析してみたり。

石田さんはもう見惚れちゃうほどの美しさ。

同い年なんて思えない。
…って比べる自分も自分だけど笑。

別に張り合ってませんが
あの透明感と清純さをこの年まで保ち続けている女優さんってそうそういないと思う。

ちょっと前まで ドラマ「さよなら私」を観ていたから
あの役を思い出して そのまんまだなー ってこちらも映画とは関係のない分析…笑。

舞台挨拶つきの試写会は初めてで
思いのほかインタビューの時間が長かったので驚いた。

普通あんなに長く舞台でお話をしてくださるんだろうか。

映画鑑賞前に お2人から映画に対する思いをたっぷりと聞かせてもらったおかげで
映画に対する気持ちの入りようは 普段映画を観に行く時の感覚とは訳が違った。


『悼む人』
悼む人

第140回直木賞を受賞した天童荒太のベストセラー小説を映画化。事件や事故に巻き込まれて亡くなった人々を「悼む」ため全国を放浪する青年・坂築静人や、かつて夫を殺してしまった女性、病に冒された静人の母、静人を追う週刊誌記者といった人物が織りなすドラマを通し、人の生や死、罪と赦しを描いた作品。



天童荒太原作というだけで
その内容の深さ・重たさは容易に想像できるだろう。

命をテーマにした作品は世に数多くあれど
今作は一風変わった切り口で 生と死に対する問いを私たちに投げかけてくる。

「悼む人」の行動は常識的には理解しがたいものだ。

だけど
「真っ新な心で観てください」
という 上映前の主演2人のお願いに従って ただ心を作品にゆだねてみた。

呼吸とともにただ味わう。
ただ感じるだけ。

細かい感想とか論評とか そういった類のものは
今作に限っては下世話な感じにさえ思えてしまう。

それだけ繊細かつエネルギー溢れる作品だった。

2時間強の上映時間はあっという間に過ぎ去る。

ただ観終えた後の疲労感の半端なさといったら…。

頭も心も映画の世界観にすべて持っていかれるので
鑑賞体力を要する作品です。

観る人それぞれの根っこの部分に訴えかけてくる今作は
こんな時代だからこそ必要なのかもしれない。


category: movie