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ゴッホ展  

思った以上に開催期間が短いゴッホ展@福岡

相棒てんちゃんとともに 終了日の5日前に慌てて駆け込んで参りました。

九州国立博物館


ここは福岡市からちょっと離れてて不便なんだけど
今回は小旅行気分で西鉄電車に揺られ 太宰府天満宮を散策しながら
ぶらり2人旅的に楽しんでみた。

阿修羅展のように大混雑だったらどーしよーと思いつつも
平日の午後だったせいか意外と人が少なくてほっと胸をなでおろす。

チケットもあらかじめ持っていたので(michiyoさんサンキュ)
ほとんど並ぶことなくさくさくっと入場。



会場に入ってすぐのところに書いてあるゴッホの言葉…

“僕は百年後の人々にも
生きているかの如く見える肖像画を描いてみたい。”


その言葉通り 館内に展示されていた数々の作品は 色褪せるどころか
むしろ今のほうが輝きを増してるんじゃないだろうか?と錯覚するほど
鮮やかな生を凄まじいエネルギーを持って放出していた。

それはやはり本物のもつ力ゆえ。

写真や絵ハガキになるとそのパワーは一瞬にして影をひそめてしまうので
私は美術館や博物館では一切そういった類のものを買わないようにしてる。

下に紹介する作品は
これを見て感動してほしい!なーんて思い上がった感情はさらさらなくて
ゴッホってこういう絵を描いた人ですよ…的な導入編だと思って
見てもらえればなーくらいのスタンスなので あしからず。


「秋のポプラ並木」
ゴッホ~2


ゴッホが画家を目指したのは27歳から。

遅すぎるスタートと言えなくもないけど
一生かかっても自分のやりたいことを見つけられない人が多い中
この段階で自らの天職と言えるものに出会える人ってラッキーだと思う。

だからこそやはり 彼は選ばれし画家だったのだ。


「アルルの寝室」



でもね ゴッホの絵が世に認められるのは
ゴッホが亡くなって11年も経ってからのこと。

切ない 切なすぎる。

昔の画家や音楽家など芸術家の大半が
生きてる間血の滲むような努力と貧乏暮しに耐えながら
後世に残る素晴らしい作品を生み出している。

そんな偉業を成し遂げたことなんて作者本人はこれっぽっちも知らずに
打ちひしがれた感情を背負いながらこの世から去っていく…ああ無情。


「サン=レミの療養院の庭」
ゴッホ~2


ゴッホは絵の学校に通ったことがなくて
彼の作品はすべて独学によるものらしい。

ミレーを始めモネ・ゴーギャン・ベルナール・シニャックなど
多くの画家の影響を受け
はたまた日本の浮世絵からもその大胆な構図を学んだという。

彼の作風の変化はその時々の影響によるものだということがよくわかる。


「アイリス」
ゴッホ~1


幼いころから変わり者と言われ 職も転々とし
画家として志すも誰からも認められず 37歳の若さで生涯を終えるゴッホ。

そんな彼がこんな言葉を残している。

“もし僕が成功しないとしても
それでも僕がやってきた仕事は継続されてゆくだろうと信じている。”


この言葉ってすごく哲学的な響き。

そして光の当たらなかった彼の生存時代が
ちょっぴり救われた感のする言葉でもある。


私は絵とか芸術にはてんで詳しくないけれど
そういった作者の人生背景とか思考とか後世への影響とか…
すべてひっくるめて鑑賞するのがたまらなく好きだなーとつくづく感じた 
今回の展覧会でした。


彼の作品をもっと見たいという方はこちらをクリック→

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category: art