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yumi presents.

yoga & days…

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『カーディガン』  

かれこれ半年ぶりの観劇。

今年まあまあの回数舞台を観に行ったつもりになってたけど
今作で4本目だったのは意外に少ないな…みたいな感じ。

ちょうど1年前
寒さを吹き飛ばすほど熱く興奮した『印獣』の衝撃に
酔いしれていた自分が懐かしい。

今作はその『印獣』に負けないくらいの
ビッグネームたちが集う夢の競演。


『カーディガン』



まさか舞台で中井貴一や市原隼人を観れるなんてー
それだけ期待に胸が膨らむ。

それに加えて席がなんと7列目ともなれば 
同行のてんちゃんから「yumiさん興奮しすぎですよ…」と
遠慮がちにたしなめられるほど
尋常ではなかった開演前の私の盛り上がり…笑


<簡単なあらすじ>
 ↓
 交換輸血でお互いの人格が入れ替わった
 軟弱なサラリーマンと若いヤクザの2人。

 生きる世界も世代も超えて2人が選んだ結末はいかに…?
 性格の交換を軸に巻き起こるドタバタ劇。


最近は奇天烈奇怪・複雑難解・脳みそフル回転で物語の筋を追わなきゃ
ついていけないそんな作品ばかり観てきたから
今作の簡単明瞭な内容にはひと安心 いつになく楽に中に入っていけた。

途中シュールな展開になりつつあり
またもや難解な方向へ進んでいくのか!?と一瞬ひるんだけど
そこはのらりくらりと軌道修正しながら
もとの平安な?世界へと戻っていく。

面白おかしな世界とちょっぴり身震いするような怖い世界との融合。

日々の幸せや安定は
一瞬にして崩れ去る不安定な土台を基盤に存在してることを
さまざまな人間模様を絡めながらうまく描いてる。

いつの世も変わらぬ“弱い男と強い女”の関係図が
この人間模様の中にうまく象徴されていて
そこにもおかしさと恐ろしさの二面性を垣間見ることができる。



これはもう中井貴一オンパレードの作品といっていいくらい
彼の存在感が舞台を支配していた作品だった。

彼は軟弱なサラリーマン役なんだけど
その軟弱ぶりが素晴らしくうまいっ!

出だしからその特異なキャラでしっかりと観客の心を掴み
目は完全に彼に釘づけ&終始笑いっぱなし。

シリアスだけじゃなくこんなコメディタッチの演技もこなす
彼の幅広い演技力に感嘆するばかり。

初々しさが光る市原くんも頑張ってたけど
やっぱり中井さんには敵わない。(って当たり前か)

キムラ緑子さんの自然体な演技もよかった。
というか あれはアドリブ?
中井さんの可笑しなキャラに本気で笑ってる?

そんな肩の力が抜けきった緑子さんの普通ぶりと 
中井さんの細やかな性格描写…
舞台は確実にこの2人を軸に 大きな安心感を与えられていた。


今年最後の舞台鑑賞に拍手喝采
いい作品を観た後の満足感で 久方ぶりに心が満たされる。

来年は年明け早々観劇の予定が入ってる。

3月まで月一ペース。

どんな刺激を受けるのかな…
鑑賞後のレポお楽しみに☆
 
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category: stage