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「文・堺雅人」  

ドラマ 「新撰組」 「篤姫」 「トライアングル」 「官僚たちの夏」
映画 「クライマーズハイ」 「アフタースクール」 「ジャージの二人」
「ラッシュライフ」 「南国料理人」 「クヒオ大佐」 …。

近年次々と映像関係の出演作が続き その活躍ぶりが甚だしい堺雅人。

彼の初のエッセイ集がこちら↓

「文・堺雅人」
20091127131726

4年以上にもわたって とある月刊誌に彼の日常を綴ったものをまとめたのが
この本である。

私は特別彼のファンでもないんだけど
なぜか最近 観たい映画やドラマには彼が出演(または主演)してることが多い。

これって実は”好き”なんだろうか…?

何気に見つけたブックレビューでこの本の存在を知ったのも
何か彼に引き寄せられるものがあったからなのだろうか?

そのブックレビューが 妙にこの本に興味を抱かせる書き方をしてたもんだから
わざわざジュンク堂まで走り 即購入してしまった。(ブックオフではありません

侮るなかれ。
これは単なるタレント本ではありません。

彼の その時その時の思いや考えをつらつら綴っているのだが
とにかく文章がうまい。

きっと相当な読書家なんだろうな…ってとこも匂わせる文章力。

うまいのだけど 「うまいです 俺!」的な書き方ではなく
そんな気負いさえもなくて あくまでもゆらりと自然体。

難しい内容を難しくない文体で表現しながら 
テンポよく読ませてくれるところが なんとも心憎い。

だけど その豊富なボキャブラリーとリズムのよい語り口が
逆にきらりと光る文才を感じさせてくれるのも確か。

その人柄と同様 柔らかい物腰ながらも
テーマに沿った内容に基づき 言いたいことをきちんと伝えてくる構成力の高さ。

文章も去ることながら 彼の思想というか価値観というか
そういったものの質の高さに驚きを隠さずにはいられないほど。

彼独特の視点が大変面白く
クスっと笑えたり しんみりしたり なるほどな~と頷いたりしながら
じっくりこの本を楽しむことができた。

さらっと読んでしまうにはもったいない一冊。
一つ一つかみしめながらゆっくり読み進めていきたいタイプの本だ。

秀逸な作品であること間違いなしです

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category: book