FC2ブログ

yumi presents.

yoga & days…

~ Information~




スポンサーサイト  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

「ディア・ドクター」  

観てきました。

ディア・ドクター
ディア・ドクター

西川美和監督の過去作 「蛇イチゴ」 「ゆれる」 につづく第3作目。

彼女は自分の作品において 原作・脚本・監督の1人3役をこなす。
人間の洞察力がとても鋭く リアリティを追求した作品づくりがうまい。

今回は 過疎の進む小さな村で 住民から信頼され慕われていた一人の医師を
巡って巻き起こる騒動を描いた人間ドラマだ。

前作同様 嘘と誠 善意と悪意 をめぐって揺れ動くテーマは一貫していて
可笑しくも哀しい人間の本性が露わになっていく。

前半は ゆったりと流れていくストーリーの中で 自然に笑いがこぼれるシーンが
たくさんあって これまでの西川作品とは少しテイストが違っていた。

後半 次第に今作のテーマが主軸となって ストーリーが大きく動いていく。

"その嘘は、罪ですか。"

映画の中に数々の嘘がちりばめられている。
それらの嘘を引き起こすのは大きな1つの嘘だ。

ただし 映画は多くは語らない。

必要な音と 必要な絵 必要なセリフ
それだけがそこにあって 静かに私たちへ問いかけてくる。

「あなたは、どう思いますか」

ラストシーンでもそれは変わらない。

はっきりとした「終わり」を提示するのではなく 観るものへ「その後」をゆだねる。

「ゆれる」のラストシーンはとてもすばらしかったけど
今作品も西川監督らしい余韻を残す終わりかたでよかった。

出演者は映画の中ででしゃばりすぎず その役割をきちんと演じきっている。
だからこそリアリティに深みが増していた。

中でも今回は 陰に陽に主人公をを支える余貴美子が見事だった。
数少ないセリフの合間合間に見せる その目線で その表情で 
ぐいぐい心の奥底に引き込んでいく演技力。

ホントに素晴らしい。


映画については 
ひとそれぞれの感性で受けとめるもの…とわかっていながらも
つい熱く語りすぎてしまった…苦笑

映画好きの人に観てほしい作品です。
スポンサーサイト

category: movie

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。