yumi presents.

yoga & days…

~ Information~




shunshun solo exhibition  

広島在住の素描家しゅんしゅんさんの個展が5日から始まっている。


てのひらサイズの木の塊に絵を描いたオブジェのようなcubic drawing

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新作2016年カレンダーの原画

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お財布や手帳にそっと忍ばせておきたくなるお守りのような小札

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他にも
日本各地のお店や手仕事を旅した素描集
繊細な描写のポストカード
などなど

これら 日々の暮らしをいつもよりちょっぴり楽しくしてくれそうな小物たちは
大手門のLIFE IN THE GOODS. に並んでる。



2日間のみ開催のしゅんしゅんさんの素描屋

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「ご希望のものをその場で素描します」
といううたい文句につられてすぐに申込みをしたものの
何を書いてもらおうか悶々とする毎日。

結局当日まで決まらずお店に行ったのだけど
しゅんしゅんさんと話しているうちに描いてほしいものが段々明確になってた。



コーヒーとパンと大濠公園

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私の好きなものばかり。

いつも側にある日常が
しゅんしゅんさんの手にかかると瞬時に温かみを帯び浮かび上がってくるようだ。

見つめていると愛おしさとともに魂がぶわーっと震えてくる。



さらに名前を描いてもらった。

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まるで私がヨガしているようだ笑。

しゅんしゅんさんにとっては文字すらもデザインの一部なんだなー。



今回の個展は2会場同時開催。

薬院のSIGEKIBAには大きめの作品やしゅんしゅんさんの詩が展示されていて
彼の二面性に驚かされる。

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写真では髪の質感や点や線の微妙な感じが伝わりづらいので
彼の作品は実際に会場に足を運び自分の目で見てその世界観を感じてほしい。


shunshun solo exhibition
@LIFE IN THE GOODS.
@SIGEKIBA
2015.9.5〜9.14(会期中無休)

category: art

魅せられて、インド。  

福岡アジア美術館にて開催中の「魅せられて、インド。」展に行ってきました。



たくさんのインドがつまった展覧会。

絵画・彫刻・石版画・仏像・染織・買い物袋・マッチ・人形・ポスター・雑貨…

懐かしい想いとともに
バラエティに富んだ作品たちを一つ一つ堪能しました。

一番印象的だったのは横尾(忠則)さんの絵画かな。
発想と色彩の迫力に圧倒されまくり。

作品の大半がインドの神さまに関するもので
インドという国の信仰深さをつくづく感じます。

実際にこの目で見てきたインドを日本であらためて見つめなおしてみると…
すべてが濃かった笑。

インドのバービー人形


濃い…。

category: art

福岡市中学校美術展  

ゴッホの後に続けて記事にするのはいかがなものか…
と若干躊躇したものの いやいやどうして
こちらもなかなかに素晴らしい作品の数々&質の高さ。

一部の人にしか知られてないのはもったい!ということで
胸を張って紹介させていただくことにする。



福岡市すべての中学校から集められた作品の美術展が
現在 大濠公園横の福岡市美術館にて行われている。

市民ギャラリーコーナーで開催されていて
かなり広い4つの部屋にびっしりと展示された作品はなんと約4000点!

その種類も 油絵や水彩画を始め彫刻・陶芸・立体作品など多岐に渡る。

全部をきちんと見て回るには ゆうに2時間はかかりそう。






中学生だからといって侮ることなかれ。

そのクオリティの高さには目を見張るものがある。



創造力あふれるデザインや色使い・緻密で正確な技術…
見れば見るほどため息の数が増えていく一方。




展示作品の1コーナーに 実はかりんの作品も…。



“名前を使ったデザイン”という題名で秋ごろ書いた作品だそうだ。

彼女は小学生のころから毎年のように絵や図工で賞をいただいている。

この夏も“ドコモ未来ミュージアム”で
夏休みに書いた絵が全国の作品に選ばれ賞をいただいた。

ある時は美術の成績が2だったこともある母から(涙)
なぜこんなにも芸術を愛する心を持った娘が生まれたのか
不思議でしかたがない。


この作品展…開催期間が短く明日13日までで終了。

時間がある方はこの機会にぜひ。
入場無料です。

category: art

ゴッホ展  

思った以上に開催期間が短いゴッホ展@福岡

相棒てんちゃんとともに 終了日の5日前に慌てて駆け込んで参りました。

九州国立博物館


ここは福岡市からちょっと離れてて不便なんだけど
今回は小旅行気分で西鉄電車に揺られ 太宰府天満宮を散策しながら
ぶらり2人旅的に楽しんでみた。

阿修羅展のように大混雑だったらどーしよーと思いつつも
平日の午後だったせいか意外と人が少なくてほっと胸をなでおろす。

チケットもあらかじめ持っていたので(michiyoさんサンキュ)
ほとんど並ぶことなくさくさくっと入場。



会場に入ってすぐのところに書いてあるゴッホの言葉…

“僕は百年後の人々にも
生きているかの如く見える肖像画を描いてみたい。”


その言葉通り 館内に展示されていた数々の作品は 色褪せるどころか
むしろ今のほうが輝きを増してるんじゃないだろうか?と錯覚するほど
鮮やかな生を凄まじいエネルギーを持って放出していた。

それはやはり本物のもつ力ゆえ。

写真や絵ハガキになるとそのパワーは一瞬にして影をひそめてしまうので
私は美術館や博物館では一切そういった類のものを買わないようにしてる。

下に紹介する作品は
これを見て感動してほしい!なーんて思い上がった感情はさらさらなくて
ゴッホってこういう絵を描いた人ですよ…的な導入編だと思って
見てもらえればなーくらいのスタンスなので あしからず。


「秋のポプラ並木」
ゴッホ~2


ゴッホが画家を目指したのは27歳から。

遅すぎるスタートと言えなくもないけど
一生かかっても自分のやりたいことを見つけられない人が多い中
この段階で自らの天職と言えるものに出会える人ってラッキーだと思う。

だからこそやはり 彼は選ばれし画家だったのだ。


「アルルの寝室」



でもね ゴッホの絵が世に認められるのは
ゴッホが亡くなって11年も経ってからのこと。

切ない 切なすぎる。

昔の画家や音楽家など芸術家の大半が
生きてる間血の滲むような努力と貧乏暮しに耐えながら
後世に残る素晴らしい作品を生み出している。

そんな偉業を成し遂げたことなんて作者本人はこれっぽっちも知らずに
打ちひしがれた感情を背負いながらこの世から去っていく…ああ無情。


「サン=レミの療養院の庭」
ゴッホ~2


ゴッホは絵の学校に通ったことがなくて
彼の作品はすべて独学によるものらしい。

ミレーを始めモネ・ゴーギャン・ベルナール・シニャックなど
多くの画家の影響を受け
はたまた日本の浮世絵からもその大胆な構図を学んだという。

彼の作風の変化はその時々の影響によるものだということがよくわかる。


「アイリス」
ゴッホ~1


幼いころから変わり者と言われ 職も転々とし
画家として志すも誰からも認められず 37歳の若さで生涯を終えるゴッホ。

そんな彼がこんな言葉を残している。

“もし僕が成功しないとしても
それでも僕がやってきた仕事は継続されてゆくだろうと信じている。”


この言葉ってすごく哲学的な響き。

そして光の当たらなかった彼の生存時代が
ちょっぴり救われた感のする言葉でもある。


私は絵とか芸術にはてんで詳しくないけれど
そういった作者の人生背景とか思考とか後世への影響とか…
すべてひっくるめて鑑賞するのがたまらなく好きだなーとつくづく感じた 
今回の展覧会でした。


彼の作品をもっと見たいという方はこちらをクリック→

category: art

シャガール展  

10月末から約2か月半にわたって開催されてきたシャガール展。

いつでも行けるさ…とのんきに構えていたらあっという間に最終日…
雪の舞い散る厳しい寒さの中 チャリを飛ばして駆け込んできました。


『シャガール展』
シャガ~1

正式には
『シャガール ロシア・アヴァンギャルドとの出会い 交錯する夢と前衛』
という題名の展覧会。

パリのポンピドー・センターが所蔵するシャガールの作品約70点と
彼も一時関わったロシア前衛芸術を代表する人たちの作品約40点が展示。


シャガールの幻想的な絵は万人に受けるかといえばそうでもなく
好む人好まざる人とはっきり分かれるようだ。

私は学生のころから 何気にこの不思議ワールドが好きで
何が好きかと聞かれれば
つかみどころのないふわふわと宙を浮くような感覚とその色使い
だと答える。

ポスターやカレンダーで日々目にしてきたシャガールと
実際に目の当たりにするシャガールとでは
当然同じものであるはずがない。

その色彩に圧倒されるばかり。

光に照らされる部分と影になる部分とで
絵に奥行きと深みが生み出される。

観る角度や観る人によってその色彩はさまざまに変化し
不思議な世界をより一層濃くしているのだ。

その一部をご紹介…


「ロシアとロバとその他のものに」 

 
シャガールにしては珍しくはっきりしたタッチで
ロシアの前衛画家たちの影響を色濃く受けた作品。

頭が空を飛んだりしているけどそこに不気味さは感じられない。
逆におもしろい。


「彼女を巡って」


有名な一作。

最愛の妻を亡くし悲しみのあまり絵を描けなくなってしまった彼が
ようやく筆をとって描いた作品。

頭が逆さまなのは悲しみの表現なのかな。


「日曜日」


再婚相手ヴァヴァとの幸せを描いた作品。

2人の顔が寄り添ってハートの形になってるところに
彼の素直さが表れてる気がする。


彼の絵は全体的に色彩豊か。
それは彼の感受性の鋭さから生まれているのだろうな。

温かみ溢れる色使いや作風は
悲喜こもごもあったにせよ彼の人生が豊かなものであったことを窺わせる。


ニューヨークのメトロポリタン歌劇場のこけら落としに上演される
モーツァルトの歌劇「魔笛」の舞台と衣装デザインの依頼を受けたシャガール。

彼の舞台美術の原画約50点もあわせて展示されていた。


歌劇「魔笛」より~
“夜の女王” と “動物たちのバレエ”




「魔笛」といえば恐ろしくも悲しいお話のはずなのに
こんなにもユーモラスな動物や奇妙な生き物たちのオンパレードに
自然と頬が緩む。

観ているだけで楽しくなる不思議ワールドは
ろっちの描く奇想天外な絵とずいぶん似通ったものがあり…。

かなりポジティブに考えれば
奴も一種の天才肌なのかもしれない(笑)


展示作品はかなりのボリュームで
寒い中観に行った甲斐がありました。

category: art